2016年6月

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右;その他のペット用ルーム

1997年3月から19年間就航した二代目おがさわら丸が、今日の竹芝桟橋入港便を最後に引退、7月2日から新おがさわら丸が就航します。就航に先駆け、父島で新船の内覧会が午前中に行われました。新おがさわら丸のペットルームは、大型・中型犬専用、小型犬専用、その他のペットと3つの空間に分かれていて、動物たちはこれまでよりもストレスが少なく乗船できそうです。乗船時間も1時間半短縮され、24時間となります。

 

 

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父島では2010年から山域全体を対象にネコの捕獲を進め、2013年には生息密度をかなり低いレベルまで落とすことに成功しましたが、この時捕りきれなかった、いわゆる“難捕獲”と呼ばれるネコたち数匹が繁殖、産まれた子供たちも全てを捕りきることができず、ここ2年間、捕獲数よりも繁殖スピードが上回ったことで生息数が増え、再びセンサーカメラで多くのネコが撮影される状態となってしまいました。

この事態に対応するため、ここ1ヶ月ネコの捕獲を停止し、経験豊富な若手メンバーで捕獲チームを再編成、捕獲圧を上げ、新しい罠やエサ・誘引剤を試行しながら進める作戦を練ってきました。今日から再始動です。できるだけ短期間のうちにまずは低密度の状態までもっていけるよう頑張りたいと思います。