2019年5月

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(左)令くん(右)和ちゃん

ねこまち滞在中のネコたちには、島名を付けて名前で読んでいます。出来るだけ名前が被らないように考えていますが、2005年から始めたこの活動で取り扱ったネコは、すでに880頭を超え、ネコのイメージにそれなりに合っていて、呼びやすい短い名前を考えることが、最近は難しくなっています。元号が「令和」に変わった今月の捕獲ネコには、元号にちなんだ名前を付けようと思っていました。令和最初の捕獲ネコは、父島母島どちらからも可愛らしい子猫がやってきて、父島ネコには「令(れい)くん」、母島ネコには「和(なごみ)ちゃん」と名付けました。

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― 小笠原ネコを引き受けていただいた里親さんから、新しい生活の様子が届きましたのでご紹介します ―
島ネコNo.781【エイトくん】(父島夜明山出身)
エイトがわが家にきて、早いもので1年がたちました。体格がしっかりして全体的に大きくなりました(体重は5キロ超です)。甘えん坊なのは変わらず、「ん~?」と甘えた声で話しかけてきたり、膝に乗って寝たり、ぐりぐり頭突きしたりします。とってもかわいいです。これからも、ねこまちの活動を遠くから応援しています

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― 小笠原ネコを引き受けていただいた里親さんから、新しい生活の様子が届きましたのでご紹介します ―
島ネコNo.852【朔太郎ちゃん】(母島乳房山東出身)
「母島にいました“スミオ”です。大変お世話になりました。」
スミオは、名前を朔太郎(サクタロー) に変えました。今、我が家の家族の一員として、やんちゃな日々を送っています。甘えん坊で誰の膝の上にも乗るので、皆から愛されています。
多くの命が救われている小笠原の猫の保護活動、心より応援しております。

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LAV臨床研究会&日本女性獣医師の会が主催するシンポジウム『島と鳥を学ぶ。』が、5月12日(日)13:00-16:30中野サンプラザで開催されます。”バード川上”こと川上和人氏が「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アイランド」、当研究所職員スズキハジメが「とりの未来は、しまの未来 ~海を越えた絶滅回避のとりくみ~」と題して講演を行います。入場無料、事前申し込み不要ですので、みなさま是非ご参加ください。
【日時】5月12日(日)13:00~16:30
【場所】中野サンプラザ 8階 研修室5
 ※参加費無料、事前申し込み不要