2020年6月

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上;設置中の「ねこ待合所」
下;2010年6月12日開所式の様子

遡ること10年…。小笠原では2010年から山のネコ「ゼロ」を目指し、通年のネコ捕獲に切り替えました。捕獲から東京都内の動物病院へ搬送するまでの間、ネコを一時飼養する施設が必要となり、「自然保護助成基金」を申請して中古のプレハブを購入、設置し「ねこ待合所」が出来あがりました。10年間に受け入れ、見送ったネコは862頭に及びます(事業開始からは、973頭になっています)。この間多くの課題にも直面してきましたが、変わらずネコの引き受けに協力してくださっている東京都獣医師会に所属する動物病院の先生はじめスタッフの皆さま、小笠原ネコたちを暖かく迎え入れてくださった飼い主の皆さま、東京へのネコ搬送にご協力くださる小笠原海運の皆さまに心より感謝いたします。どうぞ皆さま、引き続きのご協力をお願いいたします。