2024年10月

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― 小笠原ネコを引き受けていただいた飼い主さんから、新しい生活の様子が届きましたのでご紹介します ―

島ネコNo.1133【ばぶちゃん】(母島評議平出身)

我が家では先代の猫が14歳で急死してしまい、我が子のように大事にしていた母をはじめ家族みなも相当なショックを受けておりました。すっかり元気のなくなってしまった高齢の母の為にも新しい家族を迎えたいと探していたところでたまたま貴プロジェクトの事を知り、ご縁を頂いて我が家にお迎えさせて頂く事ができました。彼がうちに来てくれてから、母の喜びと言ったら…!おかげさまで新しい我が子(末っ子)を迎えてからあかりが灯ったように元気になり、母の心の拠り所となっています。
ばぶちゃんはお迎えした当初はずっと物陰に隠れてなかなか表に出てこずとても心配でしたが、一年以上過ごしてご飯モリモリ食べとても元気に大きくなりました。今もビビリは変わらず、ご飯時に物音がするとビクッとして反射的に逃げてしまいます。それでも私の布団にそっと寝てくれたり、おもちゃで一緒に遊んだり、なが〜くなってヘソ天で寝ている姿を見ると私達も癒されますし、リラックスして気持ち良く過ごしてくれていたらいいなと思います。やや野性味が強い場面もありますが(笑)時間かかってもこの仔のペースでゆっくり『家族』『幸せ』になってくれたらと思います。
橋渡しをしてくださった動物病院の先生が本当にあたたかく優しく教えてくださりフォローしてくださり本当に感謝しています。先生や小笠原でこのプロジェクトに関わり捕獲やお世話をしてくださる皆さまのおかげで我が家に彼を迎える事ができ、我が家にたくさん幸せと笑顔を運んでくださり感謝しております。

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「ネコの故郷を訪ねる旅」として前回来島されたのは2020年9月。3匹の小笠原ネコ、No.583類ちゃん、No.619エイミーちゃん、No.725しんぺいちゃんは7歳〜8歳になり、みんな元気に過ごしているそうです。4年ぶりに訪れた小笠原、今回は小さな可愛い女の子が2人一緒で、おがさわら丸入港日の午後、ご家族でねこまちに遊びに来てくれました。子供達と過ごす小笠原は、また違って見えるかもしれませんね。エイミーちゃんの故郷母島にも行かれるそうで、楽しく4日間過ごしてくださいね。

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― 小笠原ネコを引き受けていただいた飼い主さんから、新しい生活の様子が届きましたのでご紹介します ―

島ネコNo.1206【かぐらちゃん】(母島庚申塚出身)

かぐら(この仔猫にぴったりの素敵な名前なので、そのまま使わせていただくことにしました)を、里親である品川区の我が家に迎えてから1か月。スクスク成長し、体重も搬送時の2倍を超え、日増しにきれいなオッドアイの美人猫に近づきつつある一方、すごい運動量で元気に家中を駆け回っています。保護された野生のノネコからの勝手な想像に反して、ヒトが大好きで、ものすごい甘えっ子です。譲渡して下さった品川区の獣医さんのところでも、人馴れ訓練は必要なかったとのことで、小笠原ネコプロジェクトに携わる皆さんに大事にされ、甘やかされたからでしょうね。もう家族の一員。大事に育てさせていただきます。