飼い主さんからお便り
― 小笠原ネコを引き受けていただいた飼い主さんから、新しい生活の様子が届きましたのでご紹介します ―
島ネコNo.1133【ばぶちゃん】(母島評議平出身)
我が家では先代の猫が14歳で急死してしまい、我が子のように大事にしていた母をはじめ家族みなも相当なショックを受けておりました。すっかり元気のなくなってしまった高齢の母の為にも新しい家族を迎えたいと探していたところでたまたま貴プロジェクトの事を知り、ご縁を頂いて我が家にお迎えさせて頂く事ができました。彼がうちに来てくれてから、母の喜びと言ったら…!おかげさまで新しい我が子(末っ子)を迎えてからあかりが灯ったように元気になり、母の心の拠り所となっています。
ばぶちゃんはお迎えした当初はずっと物陰に隠れてなかなか表に出てこずとても心配でしたが、一年以上過ごしてご飯モリモリ食べとても元気に大きくなりました。今もビビリは変わらず、ご飯時に物音がするとビクッとして反射的に逃げてしまいます。それでも私の布団にそっと寝てくれたり、おもちゃで一緒に遊んだり、なが〜くなってヘソ天で寝ている姿を見ると私達も癒されますし、リラックスして気持ち良く過ごしてくれていたらいいなと思います。やや野性味が強い場面もありますが(笑)時間かかってもこの仔のペースでゆっくり『家族』『幸せ』になってくれたらと思います。
橋渡しをしてくださった動物病院の先生が本当にあたたかく優しく教えてくださりフォローしてくださり本当に感謝しています。先生や小笠原でこのプロジェクトに関わり捕獲やお世話をしてくださる皆さまのおかげで我が家に彼を迎える事ができ、我が家にたくさん幸せと笑顔を運んでくださり感謝しております。