オオバン Fulica atra

  樋口(1984)

2005年1月7日 父島八瀬川 撮影:金子タカシ

 日本では北海道から九州にかけて繁殖し、冬期には中部より南に多い。小笠原では冬に稀に見かける。2005年1月〜2月に、八瀬川で成鳥三羽が見られた。中型カモ類の大きさで、丸っぽい黒い体に、真っ白なくちばしと額の板がよく目立つ。小笠原には、同じクイナ類の仲間で、一回り小型でくちばしが赤い(先は黄色)バンが生息している。

季刊誌i-Bo14(BBC)より抜粋