チュウシャクシギ Numenius phaeopus

  樋口(1984)

2003年9月20日 宮乃浜

 ときどき小笠原の干潟や海岸で見られる中型のシギで、下に曲がった大変長いくちばしが特徴です。シベリアなどで繁殖し、日本には旅鳥として多数飛来します。干潟に巣穴に住むカニを曲がったくちばしで捕らえて食べる習性が知られていますが、宮之浜で観察した鳥は、草地や海岸で枯れ葉の裏をしきりに探っていました。

季刊誌i-Bo10(BBC)より抜粋