ホトトギス Cuculus poliocephalus

  樋口(1984)

大きく響く「キョッキョキョキョ」

 2002年の6月上旬から7月下旬まで、父島の宮之浜道、清瀬、奥村などで「キョッキョキョキョ」と繰り返す「ホトトギス」(繁殖期のオス)の大きな鳴き声が聞かれました。ホトトギスは渡り鳥で、春から夏に日本各地の山林で繁殖し、冬にはインドシナ半島などへ渡り越冬します。小笠原へはこの旅の途中で立ち寄るものと思われます。
○全長26〜28センチ

季刊誌i-Bo5(BBC)より抜粋