春から夏にかけて、特に夜中や明け方にピーポーあるいはヒーヒョーと寂しい口笛のような声で鳴いているのは「トラツグミ」です。羽毛のトラ模様からこの名があり、全国に広く分布、小笠原でも繁殖しピーポー鳥と呼ばれています。悲しげ声は不吉の前兆とも言われますが、この時期によく鳴くのは繁殖期、つまり恋の季節だからです。○全長29〜30センチ