イカル Eophona personata

  樋口(1984)

2005年11月3日 父島旭平

平地から山地に生息するムクドリぐらいの大きさの鳥。九州以北で繁殖し、北域のものは冬に暖地に移動する。体は灰色で頭と翼は黒く、よく目立つ、大きくて太い黄色い嘴を持つ。木の実や昆虫などを食べる。小笠原では希。イカルは、1828年の記録を最後に絶滅した固有種オガサワラマシコと同じアトリ科の仲間。

季刊誌i-Bo16(BBC)より抜粋