広げると180cm以上になる大きな翼、えんび型の尾、長く先端がカギ状に曲がったクチバシを持つ世界の亜熱帯・熱帯の海域に分布する黒い巨大な海鳥コグンカンドリFregata ariel 1羽が飛んでいるのが、2003年6月4日に母島沖港で観察されました。世界の亜熱帯・熱帯の海域に分布するこの鳥は、日本にはまれに迷鳥して訪れます。大きなクチバシで、他の鳥のヒナやウミガメの子供さえも襲って食べることもあります。