ザトウクジラの巨きな姿を眼にし、その声を耳にしたとき、あなたは何を感じるでしょうか。
ザトウクジラは、毎冬から春にかけて、はるか北のアリューシャン列島から生まれ故郷の小笠原へ帰ってきます。彼らはここで、交尾・出産・子育てをしています。その巨きな体でしなやかに泳ぎ、切なく唄い、力強く跳びます。
この小笠原の海は、彼らにとって、命を次の世代に繋ぐための大切な場所なのです。
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Sea-Tacのツアーでは、ゆっくり時間をかけて何頭ものザトウクジラに出会い、いろいろな生態を観察します。
彼らを脅かさないよう穏やかにアプローチするので、気を許したクジラが船に近づいてくることもあります。水面でのアクティブな行動を見られることもしばしばです。数頭の雄が雌を巡って激しく争うさまは迫力がありますし、生まれたばかりの赤ちゃんクジラや元気に遊ぶ子クジラは愛らしいです。
あたりに響くブロー音、水をかき分けて揺れる背ビレ、黒々と輝く皮膚、潜る前に上がる尾ビレ、クジラごとにそのかたちも動きも異なります。クジラによって性格が違うのも、きっとおわかりになるでしょう。
私たちは小笠原でウォッチングツアーが始まる前からザトウクジラを見てますので、その経験をもとに、出会ったクジラについて詳しく解説します。
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雄のザトウクジラが、特徴的な旋律の声を出すことがあります。
私たちは、その声を「ソング」と呼んでます。
水中にマイクを入れると、ソングが聞こえます。旋律は年によって変わり、朗々と歌い上げていることもあれば、忍び泣きのようなこともあります。
もし歌っているクジラが近くにいたら、ソングスイムのチャンスです。そっと海に滑り込むと、青一色の中で湧き上がってくるクジラの歌に包まれます。高く低く、クジラの声が響きわたります。そのバイブレーションが、直接私たちのからだに伝わってきます。クジラの姿が見えなくても、自然と感応する不思議な体験のひとときです。
(ライフベストを着用しているとソングが聞こえないので、ベストの必要がないスノーケリング経験者を対象とします。但し、歌っているクジラが近くにいないときや海況の悪いときにはできません)
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ミナミハンドウイルカに出会ったらドルフィンスイミングもできます。
但し、水温気温とも夏より低く、練習の余裕もないため、原則としてスノーケリング経験者を対象としています。この時期は、風が強くてややハードな海況であることをご了解ください。
昼休みは兄島瀬戸海中公園でとる予定ですので、船上からも魚ウォッチを楽しんでいただけますし、スノーケリングもできます。
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ザトウクジラのウォッチングシーズンは、1月から5月上旬のゴールデンウイークまでです。海上で、彼らの息を吐く音を聴き、巨体を見、ブローの飛沫を肌に感じてください。
【ご注意】
亜熱帯の小笠原とはいえ、ザトウシーズンは風が強く曇りがちです。海況によっては、船上で波しぶきをかぶってしまうこともあります。ご乗船の際には、暖かい上着と滑りにくく濡れても構わない靴をご用意ください。
また、ソングスイム・ドルフィンスイム・スノーケリングご希望の方は、前もって洋服の下に水着を着てらしてください。
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