2017年3月

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足環に所有者と連絡先が書いてあります。

先月27日にまたレース鳩が保護されました。なんと、今回は船客待合所の中。往路もおが丸に乗ってきたのでしょうか?

レースのスタート地点、青森から丸1日で父島に到達していました。

埼玉の熟年ご夫婦が竹芝まで出迎えに来てくださったそうです。こんなオーナーに飼われて幸せですね。

Thanks:小笠原海運父島営業所の皆さま

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ジョウビタキ(メス):黒い嘴と脚、腰から下の
 オレンジ色に翼の白斑が目印です!

今回もオオバンのイラストを描いてくれた中学女子が教えてくれました。「都住の階段下にかわいい子がいたよ!」

集落内からネコの姿が見えなくなった代わりに、こんな渡りの鳥たちが降り立つようになりました。ありがとうございます。

この冬はツグミが数羽、4月頭にはルリビタキのメスも見られたそうです。いつもと違う鳴き声で目覚めた朝は、近くを探してみてくださいね。

Special Thanks:May、Kさん

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日通のペリカン便が所有者の元へ届けてくれます!

昨日、奥村の路上をとぼとぼ歩いているハトを保護しました。強風の中、必死に餌を探していたようです。何人もの方が今便出迎えのときに目撃していたので、おが丸もしくは観光船に乗り込んできたのかも知れません。今日の船で無事に所有者の元へと送られました。

思いがけない訪問者ですが、2〜3年に一度はやってきています。仙台スタートのレースでは翌日もう父島に不時着していたり、中には台湾から迷い込んだ事例もありました。レース鳩に関しては足環に連絡先が書いてあり、回収のための全国ネットもできあがっています。

見慣れないハトの情報も、あかぽっぽに関する情報もぜひご連絡ください!

IBO事務所 [TEL] 04998-2-3779

Thanks :現場へ向かう途中の Kさん、ママ友?のNさん&Tさん他、支庁産業課鳥獣担当さん

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その日、代わりに翼のきれいなオオバンが、とことこ高校側の岸へ上っていきました。

清瀬川河口で4年目の春を迎えたオオバンが、先月10日に死亡しました。

 

干潮時に一本立ちで日向ぼっこをしていた姿。

反転した方の翼も、嘴できちんと手入れしていた姿。

ときには消波堤まで泳いでいたり、ときには保健所の裏手に現れたり、台風のときには数日身を隠し、、人間の作った環境を巧みに利用して自活していました。

傷病個体が天寿を全うした(自力で余生を終えた)、きわめて稀な&幸せな事例でした。

いつも応援してくださった皆さん、ありがとうございました。

これからも様々な鳥が渡ってきます。まずは見守ってあげてください。「危ない」「動けない」ときにはご連絡ください。

IBO鳥獣レスキュー 080-2035-8078