2017年7月

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戦前はオガサワラミズナギドリと呼ばれていました。

まるで乾季雨季があったような今年は、「春の鳥降るシーズン」も例年よりやや遅れました。ちょうど4月1日のクロウミツバメから始まり、ピークは4月下旬から一月ほどで収まりました。

昨夜は久しぶりに街中にセグロミズナギドリが不時着し、かわいい親子三人が届けてくれました。土穴の巣を作る習性からでしょうか、なんと2階のベランダからお家の中に入ろうとしていたそうです。

写真は斜め上から見たところで、ずんぐりむっくりしたペンギンのような体型をしています。腹面の白/背面の黒のツートンカラーがはっきりしているので「セグロ」。また、脚がカニのようにペッタンコで外縁だけ黒いのが特徴です。

大きさ(成鳥)はちょうど大人の両手の平に乗るサイズ。この個体は前頭部をぶつけたようですが特に問題なく、すんなりと海へ帰っていきました。

Thanks:Oki family,ykさん