2018年2月

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ツバメ情報はIBOもしくはOWAまで!(写真:OWA岡本氏)

今回は、ツバメの渡りに関する調査を開始された重原さんからのお便り転載させていただきます(以下、抜粋)。

「小笠原諸島〜伊豆諸島 ツバメの渡り調査」でお世話になっている皆様へ

まだまだ寒いですけど季節は、少しずつ春めいてきましたね。
ツバメがやってくるのは3月になってからだろう、、と思っていましたら、昨日、父島在住の方からツバメの第1報が届きました!
写真も撮影して下さいました。

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第1報
日時:2018.2.22 早朝
場所:父島、ウエザーステーション
羽数:1
天候:くもり
観察者:父島の小笠原ホエールウォチング協会の岡本さま(クジラの定点観測)
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昨日に引き続き、今朝2月23日も1羽、飛来したそうです。これから続々とやってくると思います。
ツバメが北上する様子や、羽数を調べる手がかりになりますので、小笠原にいらっしゃる方、伊豆諸島の島々にお住まいの方、いつもより空を気にして耳をすまして観察をお願いいたします。

前調査も少しずつ進めております。
ツバメではありませんが、コシアカツバメの記録が、八丈島や三宅島では見られるのに小笠原では今のところ記録が見当たりません。小笠原でコシアカツバメを見たことがある方がいらっしゃいましたら、ご連絡下さい。

第1報が届き、いよいよ本調査が始まりますので、みなさまにご連絡させていただきました。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

重原美智子(小笠原諸島〜伊豆諸島 ツバメの渡りネットワーク代表)
2018.2.23

 

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腹部には抱卵班ができ始めていました。これから子育てです!

島もぐっと冷え込んだ夜、今季初のシロハラミズナギドリが保護されました。
落ちた直後か路上でバタバタしていて、捕まえようとすると車に当たりそうになったとのこと。

オナガミズナギドリと違って星の冴える風の強い夜に、日没直後から不時着がみられます。街中のほか、奥村グラウンド周辺(特に、海側のゲートボール場からクラブハウスにかけて)と二見台周辺(診療所から新二見台都住にかけて)が特に多いようです。

今回見つけてくれたのは、ライフワークで島の鳥を追っているお母さん。天候の回復を待って二晩安静としたあと、皆で前浜から見送りましたが・・・立派な「でこっぱち」で重量級だったこの個体は、シロハラにしては珍しく、迷いなく沖へと飛んでいってしまいました。

Thanks:TファミリーとKくん他、お友達ファミリー

鳥を見つけたら路肩に寄せて、まずはお電話を!
【IBO鳥獣レスキュー】080-2035-8078  [事務所8-17時]04998-2-3779