2023年5月

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― 小笠原ネコを引き受けていただいた飼い主さんから、新しい生活の様子が届きましたのでご紹介します ―

島ネコNo.1117【とむちゃん】(父島振分山出身)

’22年11月に武蔵野市の動物病院からもらい受けました。父島で捕獲された’22年5月頃生まれの茶トラの雄ネコで、「とむ」と命名しました。我々は50歳代の子供のいない夫婦で、互いの実家で多数のネコと接してきましたが、自分達がネコを飼うのはとむが初めてです。とむはビックリするほど人懐っこく、初日から懐いてくれました。ごはんのおねだりが激しいなど、困ったことも多少はありますが、本当に可愛らしく、今ではとむのいない生活は考えられません。小笠原の貴重な自然・動物と野ネコの両方を救う小笠原ネコプロジェクトの活動は非常に意義がある活動だと思います。大変だと思いますが、今後もぜひ活動を続けてください。

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この春、ネコ捕獲隊は新たに3人のスタッフを迎えました。このうちのひとりが学生時代からお付き合いのあった方と本日入籍しました。若い二人の門出を祝い、ささやかなお祝いを贈りました。末長くお幸せにね…。

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4匹のネコを乗せて、ねこまちに向かう

11日から12日にかけての夜間は、天候曇り、気温21℃、湿度89%、北北東の風2-4m/s、中潮、月齢20.9。いつもと変わらない夜でしたが、ノネコにとってどんな条件が重なり、山中に設置された小さな金属製のカゴに入ったのか…?

12日、ここ1-2年ネコ捕獲が停滞する父島ネコ捕獲隊から、相次いでグループLINEにネコ捕獲連絡が入りました。「8:51 都道で灰色ネコ、かなりでかい」「8:56 コーヒー山で灰色ネコ、こちらも大きい」「9:21 コーヒー山で灰白ネコ、2キロ以上」「9:55 小花道でサビネコ」 成ネコばかり4匹が捕獲され、ねこまちにやってきました。9日捕獲の子ネコと合わせて5匹、久しぶりに賑やかなねこまちとなっています。