2020年

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母島にて

2016年から2017年にかけて引き受けていただいた3匹の小笠原ネコ、No.583類ちゃん、No.619エイミーちゃん、No.725しんぺいちゃんの飼い主さまが、9月8〜11日の船で来島しました。旅の目的は、ネコの故郷を訪ねること。父島南袋沢は遊歩道がなく近くまで行くことができないため中山峠にあがって眼下の景色を確認してもらい、エイミーちゃんの故郷母島は日帰りとなりました。「にゃんたちの故郷を知ることができ、ねこまちのことも知れて、とても充実した旅となりました。また、命あるものが共存するという難しさも感じました…」と旅の感想を残してくれました。これからも3匹の小笠原にゃんをよろしくお願いします。

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下;(左)新入り えとちゃん (右)しをんちゃん

8月26〜29日の船で、No.923しをんちゃんの飼い主さまが来島しました。今年2月「いつか夫婦で、しをんの産まれた母島を訪ねてみたいと思っております…」とお便りをいただいていたのですが、この夏に実現。1泊2日で母島を訪ね、乳房山を歩いてこられました。父島へ戻る船で、たまたま南崎で捕獲されたネコと一緒になり、愛猫によく似た人懐っこい子ネコに一目惚れ…。この旅をきっかけに思いがけず2匹目の小笠原ネコをお引き受けいただけることになりました。ネコは一便遅れのおがさわら丸で東京へ搬送。あまり時間をかけることなく、しをんちゃんとも仲良くなれたようです。次は「母島南崎を訪ねる旅」で、またいらしてくださいね。

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ベネッセコーポレーションが出版する雑誌『ねこのきもち』10月号に、小笠原ネコプロジェクトが紹介されました。見開き2ページにわたり、活動のはじまりや活動内容、東京都獣医師会の協力、現在の目標や取り組みについて掲載されています。

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2005年6月16日母島南崎で捕獲された茶トラネコ「マイケル」が、この活動を始めた最初のネコでした。マイケルから数えて1000匹目となるネコが、父島時雨山で捕獲されました。この15年間、小笠原ネコプロジェクトで取り扱った全てのネコに通し番号をつけていますが、1000匹のネコの中には、衰弱して保護されたネコ、ねこまちで生まれたネコ、外出を自由にしている飼いネコ、集落内でエサをもらっていたネコも含まれています。このうち東京の動物病院へ搬送したネコは現在までに893頭になりました。

今日、捕獲されたネコの名前はNo.1000にちなんで「千」くんにしました。

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― 小笠原ネコを引き受けていただいた里親さんから、新しい生活の様子が届きましたのでご紹介します ―

島ネコNo.979【来人(らいと)ちゃん】(父島夜明山出身)

最初に病院であった時の小さな身体で、しきりに鳴いていた猫ちゃんを一目見てうちの子にと思い、すぐにうちの子になりました。名前は島で付けてくれた名前が素敵なので、そのまま来人です。最初の一週間は私達も来人も慣れずにお腹を壊してしまい心配しましたが、今はご飯のムラ食いはありますが、体重も順調に増えて2キロです。遊びに夢中になるとご飯で遊んだり、要らないと前足でエア砂かけや置いてあるタオルをかけたりします。好きな遊びは音のなるボールを投げてくわえてとってくる遊びで、何度もくわえて持ってきます。たまに犬みたいだねと言っていますがツンデレで甘えん坊の猫さんです、昼間は二階の部屋で過ごしていますが、夕方からはリビングにも降りてきて、飛んだり跳ねたり走りまわっています。人馴れも早かったので、日一日とかわいくなってきました。小笠原の他の猫ちゃんも、優しい家族に会って幸せになってくれることを願っています。


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