2022年5月

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ねこまちに久しぶりにネコがやってきました。ノネコ捕獲は、父島では全島で、母島では集落を含む南部地域で行っていますが、継続的な捕獲により捕獲エリアでは半年くらい前からノネコの生息は低密度状態となっており、捕獲頭数がグッと減ってきています。ねこまちでは3月20日に母島ネコを東京に搬送して以後、休業状態が続いていましたが、19日に大人しいサビネコが、20日は元気に動き回る茶トラの子ネコが、どちらも父島躑躅山からやってきました。父島では3ヶ月ぶりのネコ捕獲となりました。

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小笠原ネコプロジェクトは、東京都獣医師会の多大なる協力を受けて行われています。この春から富士フィルムVETシステムズ株式会社が東京都獣医師会と連携して、動物病院で行われる保護猫の血液検査サービスをサポートしてくださることになりました。ご協力に心より感謝いたします。https://www.fujifilm.com/ffvs/ja/news/54

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夢中でおもちゃにじゃれるエマちゃん

― 小笠原ネコを引き受けていただいた里親さんから、新しい生活の様子が届きましたのでご紹介します ―

島ネコNo.1083【エマちゃん】(母島乳房山西出身)

我が家にきて半年が過ぎようとしています。名前はエマと名づけました。最初の1週間は避妊手術直後という事もあり、ケージに入れていたのですが、すごく寂しがり屋で抜糸後ケージに戻るのを嫌がり、その後ずっと家の中で自由に生活しています。毎日よく食べ、いろいろな物にじゃれて、元気にすごしています。外出から帰るとリビングのドアの前でお出迎えしてくれたり、お風呂からあがると浴室のドアの前で待っていたり、とっても可愛いです。家族みんなの癒しです。朝早くからごはんが待ちきれなくて、頭突きをしてきたり頭の上を歩くのには閉口していますが… これからも大切に一緒にすごしていきたいと思います。