2025年11月

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― 小笠原ネコを引き受けていただいた飼い主さんから2回目のお便りが届きました。最近の生活の様子をご紹介します ―

島ネコNo.1191【ハッチちゃん】(父島躑躅山出身)

我が家に来た時(2024.2.7)の体重は4.2キロだったのですが、今は5.4キロまで増えなかなか立派な感じになっています。身軽で、7.5キロの先住トラ猫に比べて逃げ足が速いので、よく先住猫をからかって遊んでいます。「食べるの大好き、撫で撫で大好き、爪切り大嫌い」な子で、68歳の夫がメロメロにされています。先住猫だけの時は使われなくてオブジェと化していたキャットタワーも有意義に使ってくれ、上から2段目高い位置が好きなようです。健康でユニークなハッチは夫の定年生活の一番の友になっています。

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「模様が似ている2匹なので、兄弟みたいでほんとに可愛いです」

― 小笠原ネコを引き受けていただいた飼い主さんから、新しい生活の様子が届きましたのでご紹介します ―

島ネコNo.1267【ルクラちゃん】(父島千尋出身)

11月26日の朝に家に来て、家のケージから出たがっていたので出してあげたら台所の端っこに行ってしまい、怯えてうずくまりそのまま眠ってしまいました。時々、背中をさすったり話しかけたりと様子をみていました(先住猫のみーすけ君、2歳半も眺めていました)。夕方、ルクラが毛繕いを始め、ごろごろ言ったりスリスリしたりしてくれて、ご飯をあげたら、あっという間に食べてしまい、その後は、心を許してくれたのか家の中を探索していました。ルクラもみーすけも最初からシャーとは言わなかったので、相性は良かったのかなと思っています。ただ、みーすけがルクラの上に被さり、首あたりをがぶっとかじる事を2、3日行っていたので、どうなるかと心配していましたが、いつの間にか仲良くなっていました。ルクラが来て今日で1ヶ月になりますが、今は一緒にくっついて寝ていたり、じゃれあっていたり(プロレスみたいに激しいですが)、みーすけがよくルクラの毛繕いをしています。最近は、ずっとくっついている事が多いので、その姿を見るのがとても幸せです。ルクラは、よく食べる(ペースも早い)ので、早食い防止のお皿を使い、ゆっくり食べさせるようにしています。うっかりしていると、みーすけの分も食べてしまうので、こちらも気が気ではないです。来た時より、ふっくらしました。ルクラは、ほんとに人が好きみたいで、ゴロゴロとスリスリが可愛いいですね。穏やかな性格で、本当にいい子です。

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「甘やかされて、随分と肥えてしまいました…」

― 小笠原ネコを引き受けていただいた飼い主さんから、新しい生活の様子が届きましたのでご紹介します ―

島ネコNo.631【太郎ちゃん】(母島東台出身)

2016年9月に譲渡して頂きましたハウル(今は、太郎)の里親です。太郎が家に来た時は、先輩保護猫の小次郎という白い猫と武蔵という猫がいました。武蔵は、病気で早くに亡くなり、小次郎は今年の初めに18歳で亡くなりました。なので、今は太郎だけになってしまいました。太郎は、水の流れる様子や鳥の画像を見るのが大好きです。餌は、チキン、ささみ味を好み、マグロ味は食べません。オモチャも気に入った物にしか興味を示さず、キラキラした物が大好きです。頭と尻尾は、触らせてくれますが、肉球や顎、お腹を触ると噛んできます。でも、可愛いです。仕事から帰って来たときに、玄関で迎えてくれる姿に本当に癒されています。おかげ様で、太郎には幸せを沢山もらっています。これからもご活動、頑張って下さい。

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小笠原ネコプロジェクトが2005年の活動開始から20年となり、これまでの活動や現状を、母島島民や観光客の皆さんに報告するポスター展を今日から母島沖港船客待合所で開催しています。是非お越しください。また「ノネコの捕獲に関する住民説明会 母島」は11月25日に開催予定です。

◯企画展 小笠原ネコプロジェクト 
主催: 小笠原ネコに関する連絡調整部会
場所: 母島沖港船客待合所
期間: 2025年11月18日〜12月1日

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オナガミズナギドリの巣穴を観察

母島南崎で海鳥がノネコに捕食されていることをきっかけに始まったネコプロジェクトも20年が経過。母島では毎年、小学5年生がこの取り組みを体験し「母島の自然を守ること」「命の大切さ」について学んでいます。今年も児童4名が事前学習を済ませ、南崎の現地へ行ってきました。歩道の各所に設置されたノネコ捕獲カゴやセンサーカメラについて、スタッフから説明を受けながら進みました。海鳥の繁殖地では営巣地手前に設置されたネコ侵入抑制柵の説明を聞いたり、オナガミズナギドリの巣穴を覗き込んだり、お腹が灰色のカツオドリの幼鳥を間近に観察することができました。

今年南崎では、カツオドリのヒナ6羽が無事巣立ちを迎えることができました。これは2014年の繁殖再開以降、最多タイ記録となります。来年以降も多くのカツオドリが安心して営巣できるよう、活動を続けていきます。


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