2019年

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センサーカメラ写真のマッチング

母島小学校5年生4名が、校外学習の一環としてねこ待合所を訪れ、小笠原のネコプロジェクトを学んでいきました。レクチャーの後、センサーカメラ写真のマッチング、ネコの餌やりを体験し、ネコプロジェクトの概要を知ることができたようです。この子供達は、秋に南崎で校外学習を行い、さらに学びを深める予定です。

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初夏を迎え、母島では集落周辺にアカガシラカラスバト(通称:あかぽっぽ)の若鳥が集団で見られるようになっています。母島でのノネコ捕獲は、保全対象種の多い南部地域で通年捕獲を行っていますが、今はあかぽっぽの出現に合わせ、緊急的にノネコ捕獲を行っています。様々なサイズの黒ネコたちが、続々とねこまちにやってきています。

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母島南崎では、今年も順調にカツオドリの繁殖が行われているようです。先日、母島ネコ捕獲隊スタッフが、南崎の東に位置する小富士から観察したところ、8ペアが確認されたようです。今年もたくさんの雛が生まれ巣立ってくれることを願っています。

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(左)令くん(右)和ちゃん

ねこまち滞在中のネコたちには、島名を付けて名前で読んでいます。出来るだけ名前が被らないように考えていますが、2005年から始めたこの活動で取り扱ったネコは、すでに880頭を超え、ネコのイメージにそれなりに合っていて、呼びやすい短い名前を考えることが、最近は難しくなっています。元号が「令和」に変わった今月の捕獲ネコには、元号にちなんだ名前を付けようと思っていました。令和最初の捕獲ネコは、父島母島どちらからも可愛らしい子猫がやってきて、父島ネコには「令(れい)くん」、母島ネコには「和(なごみ)ちゃん」と名付けました。

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― 小笠原ネコを引き受けていただいた里親さんから、新しい生活の様子が届きましたのでご紹介します ―
島ネコNo.781【エイトくん】(父島夜明山出身)
エイトがわが家にきて、早いもので1年がたちました。体格がしっかりして全体的に大きくなりました(体重は5キロ超です)。甘えん坊なのは変わらず、「ん~?」と甘えた声で話しかけてきたり、膝に乗って寝たり、ぐりぐり頭突きしたりします。とってもかわいいです。これからも、ねこまちの活動を遠くから応援しています