最新情報

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東京都獣医師会シンポジウムが日曜日の午後、東大農学部一条ホールで開かれました。関係者を含め270名を超える参加があり、大変な盛り上がりをみせました。ロビーでは小笠原や保全活動を紹介するポスター展示や手作りネコのぬいぐるみやミニトマト、ステッカーなどの“島もの”を出品販売。ホール内では、小笠原の自然の価値、ネコの脅威と影響力、野生動物保全への取り組み、適正飼養推進への獣医療提供などの講演のほか、これまで小笠原ネコを引き取ってくださった飼い主のみなさまも来場され、副村長より感謝状が贈られました。
東京の熱気を島に持ち帰り、「人もネコも野生動物も豊かに暮らせる島」の早期実現を目指して、保全活動に更に力を注いでいきます。これからもご支援、ご協力をよろしくお願いします。
東京搬送ネコはまもなく200頭になります…

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東京都獣医師会シンポジウムが来週末2月20日(日)に開催されます。テーマは『いのちつながれ小笠原』。小笠原の山域での捕獲ネコを無償で受け入れ、馴化・健康チェックと疾病治療・新たな飼い主探しを担う取り組みを都民公開で紹介します。小笠原からもIBOスタッフはもちろん、この事業に携わる「小笠原ネコに関する連絡会議」メンバー、さらに母島島民もロビーでのポスター解説や物販ブースで参加します。みなさまお誘い合わせのうえ、是非ご参加ください。
http://www.tvma.or.jp/contents/wildanimal/
主催:社団法人 東京都獣医師会
日時:2月20日(日)13:00−17:0012会場:東大農学部一条ホール
講演:
・小笠原の自然の価値と希少動物保護の取り組み
・希少動物保護を目的としたイエネコ対策の意義と実際
・動物医療による世界自然遺産への貢献
・世界自然遺産登録と小笠原の未来

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「東京は朝から雪が降っている…」と出張中のスタッフから泣きそうなメールが届きましたが、こちら小笠原はぽかぽかと暖かないい天気です。そして早朝、母島より「ネコ捕獲しました!」。父島ねこまちからは「ネコ到着しています!」と連絡が入りました。昨年末、少し低迷気味だったネコ捕獲、今年に入ってからは順調です。出張土産にスタッフからもらった『招き猫』を正月からねこまち入口に飾った効果が現れているのでしょうか?

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昨年12月、父島南袋沢で女帝?ネコ『ひみこ』とその子供『ひなた』を捕獲し、ほっと一安心していたところでしたが、先日南袋沢のセンサーカメラをチェックしてみると再び複数頭のネコが写っていました。そんな南袋沢から昼前に「ネコ2頭捕獲!15分後到着します」と嬉しい連絡が入りました。
おがさわら丸の定期点検が終了し、久しぶりに明日父島に船が入港しますが、2週間東京搬送ができなかったこともあって、『ねこまち』には9頭が滞在し賑わっています

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今年、父島の捕獲部隊の仕事始めは5日からでした。餌を仕掛けた翌日、2Kgの黒白ネコが捕獲されるという幸先よいスタートとなりました。母島『ははねこ隊』の仕事始めは23日から。こちらも翌24日、2.7Kgのキジトラネコが捕獲されました。さらにこの日、母島南崎で3ヶ月間(監視カメラで撮影)捕獲を試みていた黒ネコ3.2Kgがようやく捕獲されたという嬉しい連絡も入り、母島も幸先よいスタートとなっています。一晩母島で過ごしたネコたちが、夕方ははじま丸に乗って「ねこまち」にやってきました。