あかぽっぽの日 記念講演会 開催

2008年1月「アカガシラカラスバト保全計画作り国際ワークショップ」を開催。このとき、毎年アカガシラカラスバトのことをみんなで考える日を制定しよう…と1月12日を“あかぽっぽの日”と決めました。3年目にあたる今年もインフルエンザの影響で延期を余儀なくされましたが、域外飼育を担当する上野動物園より神門英夫氏、多摩動物公園より広瀬 格氏を迎え、母島では2日、父島では3日19時より記念講演会を開催しました。国際ワークショップに参加したメンバーはもちろん、小学生を含む島民、研修や旅行で来島中のみなさんまで、父母合わせ100名近い参加者がありました。
『聞きぽっぽ』として、都内動物園での飼育経過や研究の取り組み結果、野生下のハトの調査報告の講演が行われました。『見てぽっぽ』では、最優先のアクションプランであった「ノネコ捕獲の取り組み」をポスターで紹介しました。
国際ワークショップから3年。この間着実に行動計画が実施され、保全活動が前進していることを実感した一日となりました。