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左)ねこまちにいた頃のハルちゃん(島名;ビスケ)

愛猫ハルは (No.333 父島東平 2012.6.12)、昨年9月10日に旅立ちました。最後は盛大に私を悲しませてくれましたが、幸せな13年間を過ごすことができました。ハルはとても賢く、やんちゃで、でも優しい子で、世界一かわいい猫でした。

今日、6月12日は記録によると父島でハルが捕獲された日のようです。せっかくなのでハルとの思い出を書いてみました。ハルとの思い出、何にしようかしら…といろいろ考えていたのですが、暑い季節になると一番思い出すのがハルの氷好きです。ハルは氷が大好きでした。残念なことに奮発して買った高級な猫缶よりもです。私は毎朝コーヒーを飲むのですが、暑い季節になると氷を入れてアイスコーヒーを飲むことにしています。ハルは冷蔵庫から氷のボックスを出したり、グラスに氷を入れる音がすると他の部屋で寝ていても台所に飛んで来ていました。お腹が冷えてしまうといけないので氷をあげるのは夏場の朝だけにしていましたが、いつも喜んでなめてました。少し油断すると私のグラスからも氷を取り出そうとしたり、取り出して氷を床に転がしてみたり、私がコラー!といってハルを阻止するまでが恒例行事でした。いつ頃から、どういうきっかけで氷好きになったかは覚えていないのですが、南国生まれだからなのかなーなんて、時々不思議に思っていました。今年も先月くらいからアイスコーヒーを飲んでいるのですが、氷をグラスに入れているとハルが飛んで来そうで、今はまだ悲しくなってしまいますが、一生忘れられない思い出を作ってくれました。

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母島南崎の海鳥繁殖地では、今シーズンもカツオドリの繁殖がみられています。昨日、遠望での観察で抱卵している可能性のあるカツオドリの雌雄一羽ずつを確認しました。海鳥繁殖地を保護する柵の周辺では、先月と今月4kgを超えるサイズのネコが捕獲されており、繁殖地の安全な環境を引き続き維持しつつ、今年もヒナの誕生と無事な巣立ちを迎えられることを願っています。

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おがさわら丸が今月9日からドック入りしており、3週間以上にわたって東京へのネコ搬送ができない状況が続いています。そんななか、比較的大きなサイズのネコの捕獲が相次ぎ、現在ねこまちは満員となっています。父島では、中型の箱罠を警戒する“トラップシャイ”なネコへの対策として、昨年秋から新たな捕獲器を導入しました。試行錯誤を重ねながら運用を続け、その成果が少しずつ現れています。また母島では、海鳥の繁殖期を迎えた南崎において、長年追跡してきた4kgを超えるネコの捕獲に成功しました。出産・子育て中のメスを除く10匹はすべてオスネコです。サイズの大きなオスネコたちは、なかなか警戒心を解いてくれませんが、それぞれに個性があって可愛らしいです。

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小笠原でネコを飼いたいと考えている方、島内でネコの譲渡を受けて飼い始める方、本土からネコを連れてきた方や移住される方に向けて、小冊子「小笠原ねこ手帳」を作成しました。この冊子では、小笠原におけるネコ対策や適切な飼い方、ネコの特徴や特性、病気・健康管理や動物対処室の利用方法などを掲載しています。今後、飼い主の皆さんへの説明や相談の際に活用していきます。

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左)オガサワラオオコウモリ 右)アカガシラカラスバト

日曜日の夕方、ねこまちでのお世話を終えての帰り道。道路脇の草むらでガサガサと音が聞こえました。そっと近づいてみるとアカガシラカラスバトが1羽、エサを探して歩き回っていました。そのまま薄暗くなった空を見上げると、三日月山の方からオガサワラオオコウモリが次々と飛び立っていく姿も見えました。足元にハト、空にコウモリ。ネコ対策の保全対象種である2種類の野生動物を、こんなふうに同時に見られたことにしみじみとした気持ちになり、ねこまちでの活動も、こうした風景につながっている…と思いながら、ゆっくりと家路につきました。


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