『第3回 小笠原動物派遣診療』終了

小笠原の稀少な野生動物とペットとの共生を実現させるために行われた『第3回 小笠原動物派遣診療』(小笠原村事業、協力:ネコ連、飼い主の会、299の会)が無事終了しました。父島、母島の犬猫あわせて140頭以上に対して、診察、避妊去勢手術や、この春の村の条例改正で義務化されたマイクロチップの挿入などが行われ、希少な野生動物の保全にとっておおきな前進になりました。また夜間行われた懇談会では「犬のしつけ」と「ネコの飼い方‐栄養学と健康‐」について獣医師さんからお話があり、飼い主さんだけでなく一般参加もあわせ50名を超える方が聴講されました。健康チェック、懇談会、また診察の合間には犬のしつけの個人レッスンを受けられた飼い主さんもおり、ペットや飼い主さんにとって大変有意義な時間にもなりました。ご協力いただきました東京都獣医師会の派遣団のみなさま、本当にありがとうございました。