最新情報

Picture

― 小笠原ネコを引き受けていただいた里親さんから、新しい生活の様子が届きましたのでご紹介します ―

島ネコNo.542(母島乳房山出身)【あおさちゃん】

島ネコNo.546(母島西浦出身)【しょうがちゃん】

先日、小笠原のネコを2匹引き取りました。兄弟ではないのですが、2匹仲良く遊び、一緒に寝ています。人にも馴れており、抱っこするとゴロゴロと喉を鳴らし、いたずらも粗相もせず、2匹ともとても良い子にスクスクと育っております。こんな素敵なご縁を繋いで下さったみなさんに大変感謝致します。東京から小笠原での活動を猫2匹とともに応援しています。

 

 

Picture

新しく描いてもらったネコタイルのコーティング作業中、通りがかりの小学生の女の子に「どうして最近ネコの絵が飾ってないの?」と聞かれました。10月下旬の台風養生以後、タイルを外したままにしていたことを気にかけてくれていました。ようやく昨年から今年6月までのあいだに捕獲されたネコの絵が出来あがりました。新作は50枚を超えています。描いてくれた島のみなさん、お待たせしました。是非見にきてください。

 

Picture

背負って捕獲カゴを運びあげます

10月29日から11月4日にかけて母島石門地区のノネコ捕獲が行われました。このエリアは車道から徒歩1.5時間ほどかかる遠隔地で、原生的な森林生態系が残っていてアカガシラカラスバトの繁殖地としても確認されています。通年捕獲は行われておらず、今年もハトの繁殖盛期前に合わせてノネコ捕獲を実施しましたが、結果は1頭の捕獲にとどまりました。例年複数頭の捕獲があったため、母島スタッフからは「ネズミの捕獲も少なく、エサがほとんど食べられていなかったことから、ネズミをはじめネコが今石門にはあまりいないのかも知れない」との話が聞かれました。

Picture

小笠原自然文化研究所の事務所が宮之浜道から西町へ引っ越しました。ここのところ台風や低気圧の影響で雨が多く、空とにらめっこしながらの荷物の運び出しとなりました。事務機能は移転しましたが、収納スペースの大きかったこれまでの事務所には6年のうちに溜った荷物や書籍がたくさん…。スタッフは仕事の合間に仕分け作業に追われています。来月中旬にはすべての引っ越しが終了する予定、それまでは宮之浜道事務所と西町事務所の二重生活です。

Picture

今年何回目の台風養生だったでしょうか。台風25号は当初19-20日にかけて通過予定で、日曜にはネコ捕獲隊もねこまちも台風養生を済ませましたが、その後小笠原の南で停滞。定期船おがさわら丸も日程を変更して運行する予定でしたが、台風のスピードが遅く欠航となりました。ようやく動き始めた台風、今夜遅くから明日未明にかけて小笠原諸島に最接近する予定です。