2012年夏から秋のねこまち

8月中旬、父島大神山公園大村中央地区でアカガシラカラスバトがネコに襲われて怪我をするトラブルが発生したことを受け、同じ事故を繰り返さないために現場周辺で暮らすノラネコをねこまちに保護収容しました。8月下旬からは、山域捕獲ネコと集落内のノラネコが多い時で9頭滞在し、久しぶりに賑やかなねこまちになりました。本来、東京都獣医師会には山域で暮らす馴化の必要なノネコを受け入れてもらっていましたが、今回の事態を説明し、集落内のノラネコも引き受けていただけることになりました。高齢期にはいったノラネコたちの受け入れ先を探してもらい、9月下旬から1頭ずつ搬送していきましたが、昨日の出港の船に最後のノラネコを乗せました。受け入れてくださった動物病院の先生方に感謝するとともに、送りだしたノラネコたちにも新しい環境で幸せに暮らしてほしいと心から願っています。
たくさんのネコが滞在中には、IBO研修生にもお世話を手伝ってもらいました。