野生生物保護学会参加

9月17日から20日にかけて、岐阜大学にて『第16回野生生物保護学会・日本哺乳類学会』が開催されました。10月に愛知県で行われるCOP10を踏まえ、生物多様性保全の重要性を社会へアピールすることをねらいとして、今年は2つの学会が合同開催されました。
この学会に研究員の佐々木が「小笠原諸島父島山域におけるイエネコの生息状況」という演題でポスター発表を行いました。アカガシラカラスバト保全のために行われているネコ排除事業において、捕獲とともに行われている糞によるネコの分布と、センサーカメラによるエリア毎の出現頻度の調査結果を紹介しました。会場では、ヤマネコの生態を調べている研究者や奄美大島や沖縄本島でマングース対策に取り組む人達とも交流し、小笠原でのネコ捕獲に生かせる情報交換もできたようです。
またこの学会には、鈴木も「オガサワラオオコウモリの生息状況と絶滅回避のための課題」という演題でポスター発表を行いました。