最新情報

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スプレーを吹きかけ乾燥中

「ねこまち」の稼働から2年が経過。今年もこの1年間に捕獲され東京へ搬送されたネコの絵を島民のみなさんに描いてもらいました。今回もネコの特徴をよくとらえた力作が揃いました。特に子供たちは色遣いが斬新です。島で暮らす人にこの取り組みを知ってほしい…という思いから、島民のみなさんにお願いして描いてもらっているタイルはすでに270枚を超え、小笠原村の住民2,572人(2012年6月1日現在)の実に1割のかたに参加してもらったことになります。みなさまご協力ありがとうございました。新しいネコタイルを是非見に来てくださいね。
タイルはオーブントースターで焼き付けをしたあと、触っても消えてしまわないように保護スプレーを吹きかけて展示しています。しかし、小笠原の日射しは強く長期にわたる展示では、残念ながら色褪せしてしまいます…。

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おがさわら丸出港後の夕方、ひとりの男性が「ねこまち」を訪ねてきました。世田谷区にある『ながいき動物病院』(*2010年3月、2011年2月に2頭の小笠原ネコを引き受け)を愛犬のかかりつけ医とする方で、小笠原に行くことを院長先生にお話ししたところ「なかなか行けないから、是非「ねこまち」を見てきてほしい…」と依頼があったそうです。お土産話にとネコタイルや「ねこまち」外観を何枚か写真に収めていました。今度は奥様と一緒にいらしてくださいね。
以前にも”小笠原ネコを動物病院から譲り受けて飼っている”という方が「ねこまち」を訪ねてくれましたが、この時は残念ながらお会いすることは出来ませんでした。小笠原ネコが繋ぐ人と人との縁…とても温かく感謝しています。

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昨年6月の世界自然遺産登録を前後する3年3ヶ月の任務を終え、環境省小笠原自然保護官事務所の首席保護官が異動となりました。ネコ対策では、父島東平のノヤギ・ネコ侵入防止柵の着手から完成まで、母島南崎でのノネコ捕獲の継続、父島ではノネコ捕獲を全山域に拡大するなど大きく事業が動きました。
島を離れるこの日は、時折霧雨が降る曇り空。花と植物で編んだレイを贈り、久しぶりにネコ耳をつけて見送りました。

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今月に入り、父島母島集落周辺でアカガシラカラスバトの目撃が増えています。集落周辺でのハトが好む餌木の結実によるものですが、若鳥を含む複数羽が目撃されるなど、ネコ対策の進展とともにハトにとっても大変よい兆候がみられています。少しずつ進むネコ対策ですが、集落周辺にもまだまだ外を徘徊するネコがいます。集落周辺に姿を見せるアカガシラカラスバトやオガサワラオオコウモリなどの希少動物保全のために、第2ステージに入ったネコ対策をどう取り組んでいくのか、小笠原村母島支所もテレビ中継で参加しながら話し合いが行われました。

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母島から船に乗って4頭のネコが到着

温暖な気候の小笠原では、ここ2年半の通年捕獲の経験からほぼ1年中繁殖が可能であることが感じられますが、やはり春に出産のピークがあるようです。山中では母ネコと別れ、兄弟同士もしくは単独生活がはじまったようで、今月に入り「ねこまち」には、続々と1Kg以下の子ネコがやってきています。これまでも父島山域から3頭の子ネコを捕獲収容しましたが、今日も母島から3頭の子ネコと1.7Kgのメスネコが搬送されてきました。小さくてとてもかわいいのですが、さすが山産まれ“シャー!”“シャー!”と一人前に威嚇してきます。