最新情報

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2018年小笠原村返還50周年記念事業として、ガラパゴス諸島と小笠原村の学生交流プログラムを実施したことをきっかけに、2019年に東京都とガラパゴス諸島の保全機関チャールズ•ダーウィン財団が連携協定を締結しました。この活動の一環として19-22日の4日間、ガラパゴス諸島よりチャールズ•ダーウィン財団の理事長ら専門家4名を招聘し、冬の小笠原を観ていただき、夜には自然環境保護と観光利用、島民の経済活動を支える持続的•先進的な仕組みを紹介する講演会や交流会が開催されました。視察では短時間でしたがねこ待合所にも立ち寄り、活動を紹介しました。

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島ネコNo.1058【モネちゃん】(父島丸山出身)

「夢の中に出てきたネコ…」と2021年6月にモネちゃんを引き受けていただいた飼い主さんから連絡がありましたので、ご紹介します。

「御縁を繋いでくださり有り難く思っております。お陰様で夫婦の会話も増え、穏やかな金婚式を4月に迎えます。」亀のモキチくんがモネちゃんを大好きで、とっても仲良くしているそうです。

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皆さま今年もどうぞよろしくお願いいたします。

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左)ムニちゃん 右)母ネコが捕獲された母島乳房山遊歩道

母島出身ノネコ(島名ニイナ)が移送先の動物病院で出産したのがうちの子ムニです。名前は小笠原諸島の昔の名前ムニンジマより。今回、ネコたちの故郷を訪ねてきました!ねこ待合所で捕獲された場所の詳細を聞き、母島乳房山の遊歩道を歩く。HC04が遊歩道左手にあった。ここは比較的平らに見える林内だった。捕獲されたのはここだが、行動範囲はきっと広かったのだろう。もし捕獲されるのが遅く、うちの子が林内で生まれていたら、おそらく家族に迎えることはなかっただろう…。そんなことを考えて、しばし林内に腰を下ろしてネコたちのことを想った。小笠原ネコプロジェクトで、ネコもヒトも幸せになる…素敵だと実感しました。

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山に設置したセンサーカメラにはネコが撮影されているのに、なかなか捕獲出来ない状態が続く父島。そんななか久しぶりに「南袋沢で子ネコ捕獲!」と動画付きでLINE連絡が入りました。その動画には、人の姿を確認してもエサを食べ続ける子ネコの姿が写っていました。捕獲カゴに入ってあまり時間が経っていないのか?よほどお腹が空いていたのか?サバ煮半分とチキンナゲット3個を食べてありました。捕獲作業にあたった隊員は「僕は半年ぶりの捕獲です」「こんなネコは初めてです」と話していました。子ネコの島名は「原ぺこ」くんにしました。