『ネコがくれたしあわせの約束』出版
有川美紀子さん作、絵は父島在住の織田和恵さんの『ネコがくれたしあわせの約束』という本があかね書房より出版されました。有川さんは2018年に『小笠原が救った鳥』を出版し、絶滅寸前であったアカガシラカラスバトがネコ対策によって回復していく過程を描きましたが、今回はその児童書版という位置づけで、フィクションの読み物となっています。単行本、対象は小学校高学年から、定価:1430円(本体1300円+税)。
〜〜ネコの雑誌の表紙をかざり、多彩な芸と愛嬌で人気者になったプップ。小笠原の保護ネコ第一号であり、山の暴れん坊から動物病院の人気者になった伝説のマイケルなど、小笠原で野生化したノネコたちの保護活動とハートフルなストーリーを通じて、命の大切さを伝えます。小笠原で実際にあった自然保護とネコの保護活動を背景に、自分たちにできる未来の作り方と人間の責任を、希望をこめて力強くえがいた感動物語〜〜