ドイツテレビ局の取材

ドイツ中部テレビ局「MDR」のスタッフが、『Thomas Junker unterwegs (訳:トーマスユンカーが行く)』という番組取材のため8月23日から来島しています。Thomas Junker氏独自のテーマや視点で世界を旅し、「人」を通じて世界の現状や変化、歴史等を伝えるジャーナリズム・旅行・ドキュメンタリー番組で、今回のテーマは「太平洋の島々」。アリューシャン列島、小笠原諸島、パラオ、ニュージーランドの島々を巡り、そこに住む人々の生活に焦点をあてながら島々を紹介していくそうです。小笠原滞在中いろいろなところで取材を行っていますが、自然に関する取り組みの取材先として、ねこまちにやってきました。まず、ねこまちで野生動物保全のためのネコ対策事業に関する説明を行いましたが、野生化したネコが本当に人に馴れるようになるのか?搬送された東京で、全てのネコが穏やかに暮らしているのか?事業予算や継続年数について地域住民は理解しているのか?など、日本的な取り組みに対し、なかなか理解出来ないところがあったようです。その後、ネコ捕獲隊に同行して捕獲現場の撮影を行いました。ちなみにThomas Junker氏もネコを飼っているそうです。