オッドアイ

オッドアイ…右眼と左眼で色が異なることを言い、虹彩異色症とも呼ばれます。ねこまちでは、これまでに1200匹を超えるネコを受け入れてきましたが、オッドアイのネコの受け入れは3匹目となりました。これまで2012年6月の「ミクちゃん(No.331)」と、2017年8月の「クララちゃん(No.729)」はいずれも父島で捕獲されたネコでしたが、今回の「かぐら」ちゃんは母島からやってきました。神秘的な瞳を持ったネコたちは、とても可愛らしく美人さんで強く印象に残ります。
オッドアイ…右眼と左眼で色が異なることを言い、虹彩異色症とも呼ばれます。ねこまちでは、これまでに1200匹を超えるネコを受け入れてきましたが、オッドアイのネコの受け入れは3匹目となりました。これまで2012年6月の「ミクちゃん(No.331)」と、2017年8月の「クララちゃん(No.729)」はいずれも父島で捕獲されたネコでしたが、今回の「かぐら」ちゃんは母島からやってきました。神秘的な瞳を持ったネコたちは、とても可愛らしく美人さんで強く印象に残ります。
― 小笠原ネコを引き受けていただいた飼い主さんから、新しい生活の様子が届きましたのでご紹介します ―
島ネコNo.1197【ダージリンちゃん】(母島東港出身)
我が家にボビー(現在はダージリン・通称ダジさんと呼んでいます)がきてから一月ほどになりました。引き取った直後は(当然ですが)警戒してあまりご飯を食べませんでしたが、現在はもりもり食べ、ごくごく水を飲み、来た時より明らかに重くなりました。相変わらず撫でられるのが大好きで、ぐるぐるとのどを鳴らしながらいつまでも撫でられています。最近は自分から膝に乗ってくるようになりました。遠い場所ではありますが、元気に暮らしています。お客さんにも物怖じしない肝っ玉の太い子です。
よみうりカルチャー公開講座の「猫学(ニャンコロジー)」はこれまで4回開催されましたが、今回は複数のゲスト講師を招いて「猫学フォーラム」として8月4日に開催されます。ゲスト講師の作家の山口恵以子さん、歌人の穂村弘さん、アニコム先進医療研究所研究員の松本悠貴さんとともに人と猫がともに幸せになる方法を考えていきます。
日時:8月4日(日) 14:00-16:00
会場:読売新聞東京本社13F会議室、オンライン配信あり
子育てシーズンの母島南崎海鳥繁殖地では、6月2日から海鳥保護柵内に尻尾の長い黒ネコの侵入が確認されていました。昨年まで頻繁に侵入していた尻尾の曲がった個体とは違う黒ネコで、設置している保護柵両端のネコ侵入防止装置に異常は認められず、侵入経路の特定とネコ捕獲作業を続けてきました。幸いにも7月7日以降、柵内へのノネコの侵入は確認されておらず、視認できる範囲での海鳥営巣地の観察では、南側に育雛中のカツオドリの親子と抱卵中と思われる親鳥を見ることが出来ました。今年も順調に育ってくれることを願っています。
小笠原村では島内のネコ飼育希望者に捕獲されたノネコやねこまちで生まれた子ネコを譲渡しています。希望者には事前登録をお願いしていて、飼育環境や希望するネコの条件等を確認しています。今回父島で保護された子ネコの譲渡希望があり、面接に伺うと「これまだ使えますか?」と【おがニャン券】を見せてくれました。これはネコプロジェクトが本格稼働した初期の頃、ネコプロジェクトに関わった行政スタッフの異動の際に、事業主である環境省からスタッフに送別の贈り物として送っていたものでした。
券には、発行日〜有効期限:平成22年3月29日〜無期限*(注意:小笠原からノネコがいなくなると引き換えができなくなります。お早めにご利用ください。)と記されていて、14年もの間大切に保管し2回目の小笠原赴任の機会に利用することになったようです。初めて【おがニャン券】が使われたネコの譲渡となりました。