母島南崎校外学習
母島小学校5年生は毎年総合的な学習の時間の中で、南崎の校外学習を行なっています。今年も「母島の自然を守る」取り組みを学ぶため、マイケル絵本を使った事前学習を行い、9日にスタッフからレクチャーを受けました。校外学習は1日かけて行われ、まずは北進線で朝捕獲されたノネコを見学し、南崎ロータリーでカゴ罠とセンサーカメラの説明を受けてから南崎海鳥繁殖地へ向かいました。途中で保全対象種であるアカガシラカラスバトに遭遇、南崎の海鳥保護柵では、春から夏にかけて度々侵入された黒ネコとその対応策について説明を聞きました。海鳥営巣地見学では、カツオドリの若鳥を目撃したり、オナガミズナギドリの録音した鳴き声を聴いたりしながら夜の営巣地に思いを馳せてみました。盛りだくさんの体験学習となりましたが、子供達は故郷母島の自然保護活動にどんな思いを抱いたでしょうか?