最新情報

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― 小笠原ネコを引き受けていただいた里親さんから、新しい生活の様子が届きましたのでご紹介します ―

島ネコNo.1057【フウイちゃん】(父島躑躅山出身)

フウイくんが来てから、あっという間にもうすぐ1か月たちます。最初は置物の様に固まり、大人しいネコちゃんでしたが、最近は本来のフウイくんが現れてきたみたいです。活発に走り跳び回り、興奮すると甘噛み(ちょっと痛い笑)やキックしてきます。本当はやんちゃ坊主みたいですね。やはり小笠原でも大自然の中を走り回っていたのかなぁと思っています。夜はチャッカリ布団で寝ていたり、甘えてきたりするようにもなりました。可愛いです。あまりニャアと鳴かずグルルと鳴きます。
正式譲渡の際、小笠原で保護された時の記録と可愛いピンバッチがついていました。島の方々の優しさと動物病院さんのご尽力には本当に頭が下がります。

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目の色  イエロー;えとちゃん
エメラルドグリーン;しをんちゃん

― 小笠原ネコを引き受けていただいた里親さんから、新しい生活の様子が届きましたのでご紹介します ―

島ネコNo.923【しをんちゃん】(母島乳房山出身)

島ネコNo.991【えとちゃん】(母島南崎出身)

えとが我が家にやってきて、1年たちました。最初はしをんと喧嘩ばかりで、どうしようかと思いましたが、今ではすっかり仲良しで、えとと出会えて本当によかったと思います。しをんはとにかくえと思いでやさしい子なので、エサもえとに譲ってしまい、今ではえとの方が、しをんより200gですが、大きくなってしまいました(笑)世の中が落ち着いたら、ぜひ今度はえとの故郷「南崎」を訪れたいと思います。

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毎年夏に行われている筑波大学大学院の「小笠原自然遺産演習」。今年は8月28−31日の日程で行われる予定でしたが、小笠原村が新型コロナウイルス感染者の複数発生を受けて「コロナウイルス一掃期間」を設けたことにより、来島できなくなってしまいました。これに変わる学習の機会として、今年は1日で環境省・林野庁・小笠原自然文化研究所とそれぞれオンライン講習会を行い、小笠原の自然遺産に関する取り組みを説明し、意見交換をしました。実際に現場を見たり、小笠原の自然を肌で感じることができない中、少しでも理解が深まれば…と思っています。

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父島北部、集落に隣接する三日月山を主な生息エリアとする黒白ハチワレのメスネコ:山名は「クレセント」。このネコをセンサーカメラで最初に確認したのは2017年1月でした。その後、お腹が大きい姿や子猫と一緒にいるところなど数回にわたって撮影されていて、北部山域の繁殖源で難捕獲ネコとして認識されています。今年は6月頃から集落内にも度々姿を見せるようになり、6月下旬には子猫4匹と一緒にいるところも目撃され、捕獲体制を強化していました。出産から2ヶ月、子猫たちが母猫と離れて過ごす時間が多くなった今月中旬、3匹の子猫がそれぞれ捕獲され、ねこまちにやってきました。残る子猫1匹と母猫クレセントの捕獲も望まれます。

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父島ネコ捕獲隊には6月から新メンバーが加わっています。少しずつ仕事を覚え、ひとりで行うことも増えてきましたが、8:48初めてのネコ捕獲連絡がLINEに届きました。父島では、ここ1ヶ月ネコの捕獲がないなか、捕まったネコは2019年2月に初確認して以来、何度か出産をしている三毛ネコで、大きな成果となりました。この調子で頑張ってほしいです。