最新情報

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― 小笠原ネコを引き受けていただいた里親さんから、新しい生活の様子が届きましたのでご紹介します ―

島ネコNo.1032【ミクリちゃん】(母島評議平出身)

あかりちゃんからミクリと改名させてもらいました。うちは子供も男子、保護したネコ二匹ともオスでしたので、待望の女の子で憧れのかわいい名前をつけてしまいました。1月30日に引き取り、まだ数日しか経過していませんが家族四人と先住ネコ(おじさんネコ二匹)と少しずつ距離を縮めながら元気に過ごしてくれています。来た日から食欲もしっかり、排泄もちゃんとしてくれてお利口です。遊ぶのもとっても大好き、猫じゃらしをハーハー言うまで追いかけています。現在はほとんどゲージの中で過ごしてもらい、徐々に先住ネコと馴染んでもらっているところです。兎に角、人懐っこくてかわいい、このまま子猫でいて欲しいですが成長を楽しみにしています。これからも小笠原ネコが温かい家庭に受け入れられていくことを願っています。

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日本で最も絶滅に近い小笠原固有の鳥「オガサワラカワラヒワ」。2020年9−12月に行われたワークショップで考えられた保全計画をyoutubeで紹介します。是非ご覧ください。

【日時】2021年1月17日(日)13:30-16:30
【配信URL】https://youtu.be/q2vmJRS_4qA

【プログラム】
13:35−14:50第1部「生態と現状」「価値」「脅威」「分析」「ワークショップについて」 
15:00−16:00第2部「生息域内保全」「生息域外保全」「社会との共生」「動き始めた保全策」 

【主催】オガサワラカワラヒワ保全計画作りワークショップ実行委員会

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2011年1月父島時雨山で捕獲されたネコ;No.210「とき斗」くんに10年ぶりに再会する機会がありました。捕獲時3Kgを超えるネコでしたが、ねこまちでは威嚇もみられず大人しく、優しい印象のネコだった…と記録してありました。島名をそのまま使ってもらっていて、初対面(…ではないが…)でも、おでこゴッツンしてくれる人懐っこい可愛らしいネコでした。飼い主さんに寄り添い10年、愛情をいっぱい受けて暮らしていました。昨秋には体調を崩して入院もした…と聞きましたが、元気に長生きしてね。

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丑年にちなみ ホルスタイン模様のネコたち

昨年末ネコの捕獲が相次ぎ、ねこまちは賑やかに新年を迎えました。

皆さま今年もどうぞよろしくお願いいたします。

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日本で最も絶滅の危険性が高い鳥のひとつである「オガサワラカワラヒワ」を守るため、オガサワラカワラヒワ保全計画作りワークショップ本大会が去る12月19日に開催されました。コロナ禍での開催となったため、関係者が現地に集まって議論することは出来ませんでしたが、地域住民、保全に取り組む専門家、自然環境保全に関わるNGOやNPO、行政関係機関など96名が参加しオンライン形式での開催となりました。域内保全・域外保全・共生社会のグループに分かれ、絶滅回避のための具体的なアクションプランが話し合われました。カワラヒワが利用する母島南部地域でのノネコの低密度化も重要課題の一つとしてあげられ、対応の強化が求められています。

https://ogasawara-kawarahiwa.jimdofree.com