最新情報

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― 小笠原ネコを引き受けていただいた里親さんから、新しい生活の様子が届きましたのでご紹介します ―

島ネコNo.659【ドンペリくん続編】(父島衝立山出身)

名前はドンくんになりました。理由は誰にでもなつくホストとして活躍しており、ドンペリくんと名付けた次第です。来た当時からとにかく誰にでもなつくかわいいオス猫で、当然お客さんが来てもすぐに膝の上に乗ってしまうようなホストぶりがかわいくもあり、嫉妬する部分もあります。夜は布団に入り腕枕をせがみ、朝はごはんをねだりずっと人間の近くにおります。ねずみのおもちゃでよく遊び、ソファーや机の上で走ってよく遊んでいます。

昨年末の12月30日にうちに来た時は1.9kgほどだった体重がひと月でなんと3kgにもなってしまいました!ごはんは朝晩の適量を与えているもののなぜか急激に太り、ちょっと制限する方向も考えております。すっかり家族の一員となったドンくんにはこれからも健康でいてほしいと思います。

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― 小笠原ネコを引き受けていただいた里親さんから、新しい生活の様子が届きましたのでご紹介します ―

島ネコNo.647【美雨ちゃん】(母島御幸之浜出身)

初日から抱っこさせてくれて、おもちゃでよく遊び、とても元気いっぱいです。ネズミのおもちゃが特に大好きで、疲れ知らずで何分でも遊び、ご飯も毎日モリモリとよく食べます。最初からびっくりするぐらい人慣れしており、お迎えして二日目には自ら膝に乗ってきてゴロゴロ甘えながら寝てくれました。

少し前に大切な愛猫を亡くしたばかりでとても悲しんでいたのですが、そんな時にご縁があってお迎えした子で、その明るさと愛らしさに本当に心を癒されています。これからも家族の一員として終生大切にします。この子との出会いの機会を頂き、本当にありがとうございました。

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父島ネコ捕獲隊は、昨年10月と今月上旬に2人のスタッフが加わり新体制で活動しています。今年に入りネコ捕獲が相次いでいますが、新年はじめの4頭と今日一日で捕獲された3頭は新メンバーによるものでした。ビギナーズラック???ネコの捕獲は戦略を立て、エリアを分担し、天気をみながら作業を行うチーム戦ですが、やはりネコが捕獲されると喜びも大きく、モチベーションもあがります。

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父島で最も繁殖力が高いトラップシャイ(捕獲カゴを警戒する)のメスネコがついに捕まりました。体幹の左側に黒斑がある三毛ネコで通称「ぶち子」と呼ばれていたこのネコが、最初にセンサーカメラで撮影されたのは2012年9月でした。4年の間、年に2回4~6頭の子ネコを産み育てている姿がカメラで確認され、ネコ捕獲隊を悩ませる存在でした。ねこまちにやってきた「ぶち子」は、想像していたよりも大人しく綺麗なネコで、捕まえたのは、この仕事をはじめて3ヶ月の新人隊員。みんなの興奮にビックリしたようです。

父島では7日から連日ネコが捕獲されており、2017年は幸先のよいスタートとなっています。

みなさま、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

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今年度の父島山域ではセンサーカメラにネコが写っているものの、なかなか捕獲できない状態が続いています。環境省スタッフにも参加してもらい広範囲に捕獲カゴを仕掛け、捕獲圧をあげる集中捕獲が20日から25日まで行われました。今回の集中捕獲では4頭のネコを捕獲、ねこまち滞在ネコは11頭となり久しぶりに賑やかになりました。

今年も大変多くの方に支えられ、活動を行うことができました。ご協力いただいた皆様に心から感謝いたします。