『あかぽっぽの日の集い』開催

年に一度“アカガシラカラスバト”のことをみんなで考える日、ということで毎年開催している『あかぽっぽの日の集い』。今年は「住む街、棲む街」をテーマに、母島では4日に、父島では6日に開催しました。
第1部では動物園からのレポートとして、上野動物園のあかぽっぽニュースと多摩動物公園のコウノトリの域外保全について、またこれまでのあかぽっぽの調査から見えてきたハトの暮らしや、文化庁が取り組む他地域での天然記念物の保全活動について講演が行われました。
第2部では、ここ数年あかぽっぽが少しずつ増えてきたことで、有人島の母島・父島では、人とあかぽっぽの生活エリアが重なるようになってきたことをうけ、棲み分けができない小さな島でどう共存していくか…「あかぽっぽの良いところ、悪いところ」「あかぽっぽが増えたことのメリット、デメリット」について参加者みんなで考えました。