最新情報

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先月31日、旅行で来島中の観光客の方からねこまちに連絡が入りました。「以前から、近いうちに地元の保護団体を訪れて保護猫の譲渡を相談したいと考えていました。小笠原でも本土に送っていることを知り、この機会に、もしご縁があれば、と思っています。」早速、夕方ねこまちに来ていただき、滞在ネコたちと面会をしました。その中で気に入ってもらえたのが、No.781右の口の上にあるほくろ模様がチャーミングな暁斗くんでした。毎日仲良しネコのだいちくんと元気に遊んで過ごしていましたが、今日父島を出港したおがさわら丸に乗って東京へ向かいました。まずは里親さんの自宅に近い動物病院へ行って、体調のチェックをしてもらう予定です。暁斗くん、幸せな生活が待ってるよ…。

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搬送にご協力いただく、おがさわら丸スタッフのみなさま

今日父島を出港したおがさわら丸にも2頭のネコが乗船し、東京の動物病院へ向かいました。小笠原から東京へ引っ越ししたネコは、これで700頭となりました。長期にわたり東京への搬送に無償でご協力いただく小笠原海運のみなさま、ネコ引き受けにご協力いただいている(公社)東京都獣医師会に所属する動物病院のみなさま、新たに家族として迎え入れてくださった飼い主のみなさまに心より感謝いたします。

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2016年夏に描いたネコタイル絵と一緒に…

2016年8月、小学5年生だった東京都杉並区に住む女の子が、小笠原のネコ事業について書かれた本『野鳥もネコもすくいたい!』を読んで、ねこまちの仕事に興味を持ち、夏休みの自由研究にしたいと、ねこまちを訪れ勉強していきました。あれから1年半…、今春小学校を卒業、再び春休みを利用して小笠原に遊びに来たと、ねこまちに立ち寄ってくれました。ちょっぴり大人になっていて、「私はネコが好きなんです!」と、短い時間でしたが飼養室を見学して話をすることができました。嬉しい再会となりました。

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― 小笠原ネコを引き受けていただいた里親さんから、新しい生活の様子が届きましたのでご紹介します ―
島ネコNo.761【ジミーくん】(父島南袋沢出身)
ジミーくんが来て1週間経ちました。3/3竹芝桟橋到着後動物病院で2週間馴化して、3/17にやって来ました。初日はシャーシャーしながらも喉を鳴らして甘えて抱っこできました。3日後には先住猫(オス14才)と会わせました。 お互いシャーシャーしていましたが、馴れて?プロレスや鬼ごっこで遊んでいます。 猫団子になって一緒に寝てくれるのが夢です。ねこ待合所と動物病院で訓練されていたのでトイレやあま噛みも最初から出来ました。2本足立ちが出来、立ってスリスリを人やネコにしてきます。関係者のみなさまのおかげで子猫と出会えました。 ありがとうございました。小笠原ネコプロジェクトの活動を応援しております。

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― 小笠原ネコを引き受けていただいた里親さんから、新しい生活の様子が届きましたのでご紹介します ―
島ネコNo.777【ナナミちゃん】(父島高山出身)
ナナミちゃんはすっかりうちにも馴れてきて、家の中では私の後を走り回っています。家族や友人が遊びに来ても、最初は警戒して隠れているのですが5分もしない間にネコジャラシの魅力に負けて姿を現し、その後は夢中になって何時間でも遊んで貰っています。本当に可愛い、人なつっこい子との縁を取り持っていただき、ありがとうございました。 これから長く一緒に暮していけることを楽しみにしています。