「小笠原世界遺産センター」完成
小笠原諸島は、海洋島における生物の独自の進化の過程が評価され2011年6月に世界自然遺産に登録されました。
この春、父島西町に「小笠原世界遺産センター」が完成。世界遺産保全の拠点として、遺産価値や保全の取り組みに関する情報発信、固有のカタツムリやハンミョウなど希少種の保護増殖、属島に持ち込む資材の外来種対策などの機能を有しています。またセンター内には、獣医師が常駐し、野生動物の保護やペットの適正飼養の推進、捕獲されたネコの体調管理などを行う「動物対処室」も設けられました。これからは、ねこまちのネコたちも体調不良時は専門家に診てもらうことが出来るようになり、安心して過ごせるようになりました。環境省小笠原自然保護官事務所もセンター内に移転し、一般開放は5月中旬からの予定のようです。