最新情報

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5月7日世界自然遺産の評価を行う国際自然保護連合(IUCN)の評価結果が明らかとなり、『小笠原諸島』は世界遺産一覧表への「記載」が適当と勧告されたことを受け、島には明るい空気が流れています。
2005年から行われている『ノネコ捕獲』。近年は世界自然遺産登録に向けた外来種対策のひとつとしても位置づけられ、官民が協働で、また多くのみなさんの協力を受け、継続的に行われています。
現在ネコ捕獲隊は原田隊長以下5名。隊員の平均年齢は24歳です。島っ子3名を含む若い隊員たちは、雨の降り続く日を除き、毎日山に入っています。ここ数ヶ月の捕獲効率は、ネコカゴ100個仕掛けて1頭が捕獲される程度。ネコを捕まえるための餌を先に他の小動物に食べられてしまう・・など苦労も多く、捕獲難易度が高い、ほとんど姿を見ることができないネコたちと毎日戦っています。亜熱帯の森の中で、木々や空気の変化を感じ取りながら、山から碧く広い海を眺めながら、ときには大きな声で歌を歌いながら・・隊員の山歩きは続きます。

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本日、GWを利用して『小笠原・グアム・サイパン』をクルーズする客船“ぱしふぃっくびーなす”が父島二見港に入港しました。ここ数年、春に小笠原に寄港する“ぱしふぃっくびーなす”には、小笠原の自然についての講演会講師としてIBOスタッフが乗船しています。普段着慣れないスーツや会場に少々戸惑いながらも、小笠原の自然の魅力についてたっぷり45分間お話しています。講演内容には、2007年 四半世紀ぶりに調査が行われた“南硫黄島”の映像や、IBOが総力を挙げて取り組む保全事業「ノネコ対策」も含まれ、事業を分かりやすく解説するため「マイケルの大引っ越し」の絵本の朗読もしています。

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3月上旬に取材を受けた雑誌「ねこ 春号 ♯78」が、4月12日に発売され、本日入港の船で父島にも届きました。
〔特集〕小笠原のねこ−天然記念物の「アカガシラカラスバト」と「野ネコ」を守ろう。−というタイトル付きで表紙も飾っています。小笠原ネコの特集は都内動物病院、湘南の新しい飼い主さんの記事を合わせ、04ページから45ページにわたり、この中には『…近い将来、小笠原は野良ねこのいない町になり、すべてのねこたちは家の中で暮らすことになるでしょう。旅人の視点では、少し寂しい気がするかもしれませんが、それが小笠原の美しい自然の価値を後世に伝えることに繋がります。特別な島に住む、人とねこの宿命なのです。』といった言葉が取材スタッフから寄せられています。島のネコの現状とそんな島のあり方を目指す私たちの活動が紹介された雑誌「ねこ」、是非手にとってみてください…。
株式会社 ネコ・パブリッシング http://www.neko.co.jp
    「ねこ 春号 ♯78」980円

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東日本大震災の影響で東京へのネコ搬送を見合わせていましたが、動物病院の受け入れ態勢が整い、今便より搬送を再開しました。東京都獣医師会の皆さまには、被災地の動物救護活動にご尽力されているなか、小笠原の野生動物保全活動に変わらぬご協力をいただき感謝しております。124月に入っても肌寒い日が続く小笠原。今日も風が強く船の揺れが心配されましたが、5頭のネコがおがさわら丸に乗船しました。東京都獣医師会に受け入れをお願いしたネコは、本日で200頭を超えました。

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『ねこまち』では、山で暮らし、これまで人とほとんど接触することのなかったネコたちのストレスを最小限に抑えるため飼養室内の見学は行っていません。このため朝夕お世話をしていると、通りがかりの小学生や観光客の皆さんに「ネコいますか?」と聞かれることが時々ありました。この質問に答えられるよう『ねこまち』のネコ滞在状況をお知らせする看板を新たに設けました。ネコの滞在数だけでなく、特別なお知らせがあるときも掲示していきます。