最新情報

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山でのネコ捕獲では、大人のネコばかりでなく、小さな子ネコも捕まることがあります。母ネコと別れ、兄弟で力を合わせて生きているのか・・・これまでにも2匹が寄り添っているところを目撃されたり、じゃれあったり、兄弟ネコが捕獲カゴに入ってしまい戸惑う様子がセンサーカメラに写っていたりすることがありました。捕獲状況から兄弟とわかるネコは、少しでも安心できるよう…できるだけ一緒に過ごせる工夫をしていますが、小さなケージでは無理がありました。
数ヶ月前、島の犬猫の飼い主さんより使わなくなった大型ケージを頂き、今回から使用。ネコ砂トイレとダンボールで作った寝室が置けて、まだ遊べるスペースが確保されています。先日、三日月山で捕獲されたネコを含め、現在2組の兄弟ネコが、寄り添ったり・・・じゃれあったり・・・しながら仲良く過ごしています。

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長崎より捕獲山域をのぞむ

2ヶ月以上にわたって行われてきた父島農地周辺での捕獲を一旦終了し、集落地周辺の山域で捕獲が始まりました。小笠原村よりネコの飼い主のみなさんに、戸別訪問による説明が行われ19日より大根山、三日月山、宮之浜、釣浜周辺での捕獲を行っています。人の生活圏と隣接し、目撃情報も時々寄せられていた地域でのネコ捕獲。3日連続でネコが捕獲され、久しぶりに「ねこまち」が賑やかになりました。

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今日届いた搬送キャリーの中に…

小笠原ネコを受け入れていただいた動物病院から、後日メールでその後のネコの様子や写真を送っていただくことが時々あります。「ねこまち」で過ごすのはわずかな期間ですが、1頭1頭に思い出があり、そのネコたちが順調に人に馴れてきている・・・新しい飼い主さんが見つかり幸せに暮らしている・・・という連絡は、本当に嬉しいものです。そんななか、ごくまれに返却される搬送用キャリーの中に手紙が入っていることがあります。とても忙しいなか、スタッフのみなさんが心を込めて書いてくださった手紙は、嬉しさが倍増します。
また、動物病院のホームページやブログでも、小笠原ネコのその後やこの取り組みをたくさんご紹介いただいています。海を越えた東京でご協力いただいている多くの皆さまに感謝しています。

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これまで東京に搬送し、東京都獣医師会に所属する有志の獣医師さんにお願いした小笠原ネコは227頭。その1頭1頭のネコを、島民のみなさんにペイントしてもらい「ネコタイル」として展示していますが、このタイル絵を写真に撮って東京の動物病院の先生のもとへ届けることにしました。なかなか小笠原まで足を運んでいただくことのできない動物病院のスタッフのみなさんへ、これまでの活動協力への感謝を込めて・・・、少し遅くなりましたが世界自然遺産登録の報告とともに届けます。

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先週土曜日に開催した“島であそび隊”。たくさんの体験とレクチャーのあと、じっくり時間をかけて子供たちに描いてもらった「ネコタイル」を『ねこまち』に展示しました。『ねこまち』の小さな看板には、ワークシートの答えも貼り出してあります。今日出港のおがさわら丸で内地に遊びに行ってしまう子供もいると思いますが、「ネコタイル」はしばらく展示しますので家族みんなで見に来てくださいね。