「第4回 小笠原動物派遣診療」開催 11月24-30日
今年も東京都獣医師会による動物医療派遣団7名が来島し、『小笠原動物派遣診療』*が母島で2日間、父島で4日間開催されました。父島母島合わせてネコ65頭、イヌ52頭の受診があり、血液検査をはじめとする健康チェックや飼養に関するアドバイスが行われました。また新しい試みとして、父島保育園やちびっこクラブへの獣医師の訪問も行われました。
4年目となる動物派遣診療は、集落地域におけるネコ対策の節目と位置づけ、事前に飼い主訪問を行い活動への協力と参加を呼びかけてきましたが、飼養登録の届出やマイクロチップ・写真による個体識別、避妊去勢術の実施がほぼ完了しました。次のステージに向けた新たな課題に対しては、飼い主さんを対象にした懇談会や、ネコ連絡会議スタッフと獣医師との意見交換会が行われました。(*小笠原村事業 協力;ネコ連絡会議、OPO、299会)
今年の動物派遣診療にも多くの企業から医療機器や医薬品の無償貸与・提供がありました。
富士フィルムメディカル(株)、フクダエム・イー工業(株)、アコマ医科工業(株)、(株)共同酸素、(株)トップ ブロードケア事業部、(株)キリカン洋行、ムナテックス(株)、日本光電東京(株)、日本全薬工業(株)、ファイザー(株)、森久保薬品(株)、ノバルティス アニマルヘルス(株)、DSファーマアニマルヘルス(株)、野澤先生
皆様ご協力ありがとうございました。