鳥見情報

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アカアシカツオドリは、船舶のマストなどに降りるのが大好き。

いつも、海鳥情報や鳥の保護でお世話になっている観光船の船長さんから、「船にアカアシカツオドリが乗ってきた!」との連絡がありました。聟島列島のドルフィンツアーの帰路、船に近づいてきたアカアシカツオドリが、船長のすぐ後ろのアームにとまり、そのまま一緒に父島までやってきた! というのです。「いままで、長年船長をやってきたけれど、船長冥利に尽きるよ! お客さんもみんな大興奮だったよ」と、興奮気味に船長が話してくれました。そりゃ、そうでしょう! すぐ後ろに真っ白な大型海鳥を従えて? 船を操船する気持ちは、最高だったことでしょう。「万が一、弱っているようだったら、お願い」という笑顔の船長さんでしたが、夕方の父島湾内に係留された船でしばらく翼を休めると、元気に何処へか飛び去っていきました。

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鳥とは思えない重々しさ.圧倒的な大きさ.
南の明るい空をバックに目を疑う姿でした.

4月21日より23日まで,聟島列島に鳥類調査に行ってきました.なんとそこで、「オオワシ」を確認.  まず21日に嫁島上空で,ついで22日には聟島と針之岩付近の海上を同一個体と思われる鳥が飛行しているのを確認しました.ここ10年近く,冬には聟島列島を中心に「オジロワシ」が出現するのが定番になっていましたが,さすがに「オオワシ」は初見参.大変に驚きました.また,猛禽類ではありませんが「オオルリ」も確認.聟島らしからぬ鳥見の世界にしばし興奮して戻りました.

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小笠原は夏まっさかり。昨日は盆踊りの最終夜でした。ここのところ、幸いにもレスキューがありません。私たちは夏の海鳥調査などで小笠原群島内を飛び回っています。今日は、母島列島でのクロアジサシを1枚。日射しの中で、白いベレー帽が目立ちます。

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冬繁殖の巣立ちグループと、夏繁殖の成鳥の飛来が重なり、いよいよにぎやかな季節到来となりました。小笠原は今は梅雨の真っ最中ですが(雨、雨、雨・・・)、もうまもなく、島から1週間に渡って水気を飛ばす(ホントに湯気が立ち上ります)、強烈な日射しが射すのも秒読みでしょう。写真は5月中旬に撮影したもの。聟島列島海域です。海上で乱舞する海鳥たち。オナガミズナギドリ、シロハラミズナギドリ、アナドリ、オーストンウミツバメに、クロアジサシの姿もありました。

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今、生きている小笠原のこの鳥を
次の12世代に残さなければならいと思います。

2月に母島に行った際に、南部でオガサワラカワラヒワを見ました。アッツ!と思ったらモクマオ林の中で、一瞬木にとまり飛び去りました。種の保存法の希少野生鳥獣にも指定されている小笠原にしかいない陸鳥ですが、ここ数年、母島での目撃が「まさに激減」しています。その危機的状況は、アカガシラカラスバト以上かもしれないとも言われています。私自身、母島本島では久しぶりのご対面。嬉しさ半分、群れをつくるこの鳥が1羽でいたことが気にかかりました。