2025年

シロハラミズナギドリを浜に置くと、風を浴びて飛びたち、湾内を目一杯つかって旋回上昇していきます。戻ってくるかぁ???とヒヤヒヤさせつつ、太陽を背にするまで高度を上げてから瀬戸へと出ていきます。

ミズナギドリも種によって体の作りやバランスが違い、その飛び方も違ってきます。

そのため事故の原因も、結果も変わってくるのです。

小柄で風に乗ってスピードを増すシロハラは障害物が苦手なのかもしれません。電線に接触して片翼を切断するパターンがよく見られます。体の大きなオナガミズナギドリでは稀に骨折や死亡事例があるものの、断翼は稀です。

体毛の大部分が白い おばあオオコウモリが保護されました。集落地のバナナ近くに飛んでは来たものの疲れてしまったようです。過去の調査や保護の経験から全身白髪まじりの個体の場合、少なくとも20歳は越える場合です。この おばあは年齢はわかりませんが(私達が調査で入れているマイクロチップは入っておらず)、同様に20歳は越えているものと想像しています。果たして後どれだけ生きれるのかわかりませんが、数日休養の後で、おばあは山に戻っていきました。

高校生が父島青灯台付近のライトにぶつかり落ちてきたシロハラミズナギドリを保護してくれました。IBOでは、おが小3年生に毎年総合学習で海鳥やオオコウモリの授業をしています。はじまりは忘れたけれども、最初に教えた子供達は、もう社会人になっています。島っ子が発見、連絡してくれるのは、とても嬉しくなります。Thanks おが高生

見慣れない船が5月21日の朝入港しました。友人の新船TURTRONⅡで、知人たちと本州から操船してきたのです。朝の岸壁には、出迎えの人が並んでいました。漁船や、大型のマリンレジャー船(おが丸に詰めにないサイズ)では、このように本人達で操船してくることは、たまにあるものの、やっぱり、すごい!! これだけは操船した者にしかわからない世界があるはず!うらやましくもあり、羨望、尊敬の念が沸きます。前線越えもあり、とても大変だったのではないでしょうか。ご苦労さまでした。この新船に、今朝初のお客さまが乗船された模様。小笠原馴染みの海鳥達を思い浮かべつつむかうと、初乗りは、あらッ!!の ハシボソミズナギドリ でした。稀ながら年により、移動ルートが小笠原群島よりになる場合があって、そんな年には沖合で延々と続く長蛇の列が、観られることがあります。最初にのせた海鳥がハシボソ!! 印象深いTURTRONⅡの処女航海でした。怪我がないことを確認した後で、夕方、放鳥となりました。思った以上〈オナガよりハッキリ上、シロハラからはダイブ下〉に、海面から上がり、コースを定めて飛んでいきました。 Thanks TURTRON Ⅱ

父島の大きな作業用ガレージでこんなメジロが保護されました。現場を確認したものの、巣の位置も親鳥の姿も確認できず、保温していた個体もほどなく死亡。風に落とされる、誤って落下するだけでなく、ヒナがネズミに引き出されることもあるそうです。


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