2025年6月

シロハラミズナギドリを浜に置くと、風を浴びて飛びたち、湾内を目一杯つかって旋回上昇していきます。戻ってくるかぁ???とヒヤヒヤさせつつ、太陽を背にするまで高度を上げてから瀬戸へと出ていきます。

ミズナギドリも種によって体の作りやバランスが違い、その飛び方も違ってきます。

そのため事故の原因も、結果も変わってくるのです。

小柄で風に乗ってスピードを増すシロハラは障害物が苦手なのかもしれません。電線に接触して片翼を切断するパターンがよく見られます。体の大きなオナガミズナギドリでは稀に骨折や死亡事例があるものの、断翼は稀です。