レスキュー

昨夜はちょっと紅い曇り空。それを軽妙なお囃子と勇ましいかけ声がはねのけます。
小笠原返還50周年イベントとして、初の父母三社合同御輿(みこし)巡行がありました。


いつも昼はおがさわら丸送迎の車でにぎわい、夜はミズナギドリがライトに迷い込み、オオコウモリがモモタマナの実を食べに来る岸壁沿いの通り。
今日は「小笠原」「母島」「父島」の提灯が練り歩き、御輿のあとにも粋な法被姿の親子がたくさん続いています。


二見港に三つの御輿が鎮座したその上を、白いお腹が飛んでいきました。

ライト下に鳥を見つけたら、その場でご連絡ください!
【IBO鳥獣レスキュー】080-2035-8078(6時〜22時)
[IBO事務所]04998-2-3779(平日8-17時)

Special Thanks:東京都公園協会小笠原事務所
まさに「メジロ押し」のイベントへのご協力に感謝!

白黒混じりのでこっぱち。嘴も水掻きも真っ黒で、ちょこちょこと器用に木の幹を登っていきます。これでも、繁殖のために飛来した成鳥です。

先の報告会でもありましたが、南硫黄島の標高500m以上の雲霧林で国内唯一のコロニーが見つかっています。そこから飛んできているのでしょうか?


どちらも大きなケガなく、計測後にぶじ帰っていきました。

ライト下にこんな姿を見つけたら、その場でご連絡ください!

【IBO鳥獣レスキュー】080-2035-8078(6時〜22時)
[IBO事務所]04998-2-3779(平日8-17時)

Thanks:テニス中に保護してくれたSさん、Tさん、皆さん

台風予報をもはねのけて盛り上がったOgasawara Music Festival!
島ならではのアートに彩られ、柔らかな光に浮かび上がったお祭り広場の上を、ヒラヒラと飛ぶ見慣れた姿がありました。

翌日からシロハラミズナギドリの不時着が始まりました〜。冬に向かい繁殖のために帰ってきた成鳥です。

これから曇り〜雨混じりの夜、特に肌寒い風の吹く日には安全第一で、ゆっくりと運転してください。
路上でうずくまる姿を見つけたら、その場でご連絡を!お願いします。

【IBO鳥獣レスキュー】080-2035-8078(6時〜22時)
[IBO事務所]04998-2-3779(平日8-17時)

きのう、陽の落ちた焼場海岸から連絡あり、波打ち際でたたずむカツオドリ若鳥を保護しました。


頭も腹も撥水が悪くてボサボサ・・・羽ばたいても浮き上がらず、海面に浮いてもすぐ波に呑まれて転がってしまう状態。おかしい。

油汚染も疑いましたが、乾燥時に油の匂いもなく、口の中もきれいで声もちゃんと出て外傷もないようす。このところの海況でうまく餌がとれずに弱ったのでしょうか。何日か餌を与えて様子をみます。

いま、巣立ったばかりの仲間達は離礁でたむろしている時期。

 

Thanks:常連のCさん初め、心配してくれたサーファーの皆さん

 

【IBO鳥獣レスキュー】080-2035-8078  [事務所8-17時]04998-2-3779

台風のうねりの消えた瞬間、とても穏やかな境浦ビーチ。
小笠原のもっとも素敵な景色の一つですよね。

その波打ち際に・・・ポーッとたたずむメジロが1羽。どうしたのでしょう?
息はしてるが体がぐらぐら、飛んでいかない。

島での夏の最終日を楽しんでいた方が、心配して連絡をくれました。

体が小さい分、炎天下だとすぐ脱水状態に、ずぶ濡れだと体温が一気に落ちて死亡することもあります。
幸い今回はどちらでもなく、お話をしている間に徐々に覚醒してきて、低くパタパタとモクマオウの枝へ。翼も大丈夫そうです。

一時的な脳しんとうの場合、30分くらい経てば覚醒するパターンが多いようですが、こんな事例は初めてでした。


Thanks:Kさん&仲介してくれたIさん

 

【IBO鳥獣レスキュー】080-2035-8078  [事務所8-17時]04998-2-3779