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オナガミズナギドリ巣立ち鳥の不時着が続いています! 島のみなさま 夜道、朝町の発見・連絡、引き続きどうぞよろしくお願いしまず!!

父島でも連日連夜、オナガミズナギドリの巣立ち鳥の不時着が続いています。昨晩は13羽超え、今晩あたりも怪しい雲行きです。みなさま、ぜひ見つけてやってくださいませ。1512なお、不時着場所としては、港周りの照明が明るい場所。タイミングとしては雨風の強い悪天候の夜が集中します。幸いに、今シーズンは怪我を負った個体は少なく、ほぼ良く朝以降に放鳥できています。この時期、公共施設や、民宿さんなどでもライトダウンにご協力いただいています。毎年ありがとうございます!! 人が暮らす以上 灯りは必要なものですし、街全体の灯りをコントロールは難しいものの、大きな光も、ひとつひとつの積み重なり。不時着事例も、もとは個別の1例,1例。 台風年に半年かけて育った命が巣立つ時。 なんとか1羽でも多くの島っこ ならぬ 鳥っこ を また戻って来いよ、と大海原へ かえしましょう。

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ダンボール箱の中は、みんなミズナギドリ
巣穴の中の気分なのでしょうか。昼は ひっそりおとなしくています。

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まずはブリーフィング。
その後は鳥も人も浜辺にバラバラと不思議なひととき。

15羽のご一行さまの大放鳥大会となりました。鳥の匂い? 気配に誘われて、人も集まり、まずはオナガミズナギドリのブリーフィングから。その後は、一斉の大放鳥・・・・とはいきませんでした。穴の中でずっと育った彼らにとっては、海へ行くのはなかなか大きなハードルのようです。海だったり、空だったり、飛ぶことだったりが、怖いのかもしれません。海鳥なのに? そう言いたくなるほどに、ヒョコヒョコ戻ってくるもの多数。海に背を向けて、必死に羽ばたきのデモンストレーションをするもの多数。 「飛べるのわかったから、はよ、海に行きな、と声をかけても」必死に どこかに戻ろうとします。もしも、繁殖地の巣穴に戻れても、もう親鳥はいません(巣立ちの時期、親鳥は先に飛び立ちます)。何も教わらずに、餌とりも、飛び方も自分で覚えていくのです。海と空が彼らの先生です。この先の長い鳥生?を思えば、わずかなひとときです。それぞれ1羽1羽の個性、性格にあわせて、まったりと飛び立ちを待った午後でした。
まだまだ、巣立ち鳥の不時着は続きそうです。引き続き発見と、ご連絡をどうぞよろしくお願いします!

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父島で不時着。保護翌日、
元気に放鳥されたオナガミズナギドリ

父島では、ここ数日でオナガミズナギドリ巣立ち鳥の不時着ピークを迎えそうです。今年の巣立ち開始は、例年より早い10月末頃からはじまり、長くダラダラと続いてきました。母島では、この1週間くらいにずいぶんと沢山の不時着があったようですが、父島属島の南島の海鳥繁殖地では、11月20日頃、すでに巣穴の半分がからになっていました。父島でもここ数日、毎晩複数羽以上の回収数が続いていました。昨日の夜から、小笠原では勤労感謝の日前後に、毎年お約束の低気圧が入りそうです。このお約束の天気と、巣立ち鳥の迷い込みのお約束が今年も重なるか? 父島のみなさま、今日、明日、明後日と、夜の宴会の行き帰りには、夜空、足下にご注意を。