最新情報

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オナガミズナギドリの巣立ち ほぼ終了!!
ライトダウン・減光にご協力頂いたみなさま ご協力ありがとうございました。本日、南島の繁殖地調査で、ほとんどのオナガミズナギドリが巣立っていることが確認されました。「海鳥の巣立ちが知らせる小笠原のクリスマス」、2013年も到来です! 今年は、公共施設での減光協力も増えてきました。真夏から約半年、台風シーズンを超えてむかえる巣立ちの半月。いつに日か、保護やら保全とう言葉ではなく、若鳥の巣立ちを季節の便りと受け取って、この時期の海鳥回収やら放鳥やら街の減光が、小笠原の風物詩となって、島の暮らしに溶けますように。

Thanks  小笠原ビジターセンター、小笠原村産業観光課、小笠原支庁土木課、小笠原支庁港湾課、小笠原島漁業協同組合、ときわsan、巣立ち不時着鳥の発見回収にご協力頂いた大勢の島のみなさま、観光客のみなさま、Maikou.K、ほか沢山の方々

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オナガミズナギドリ巣立ち鳥の不時着が続いています! 島のみなさま 夜道、朝町の発見・連絡、引き続きどうぞよろしくお願いしまず!!

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まずはブリーフィング。
その後は鳥も人も浜辺にバラバラと不思議なひととき。

15羽のご一行さまの大放鳥大会となりました。鳥の匂い? 気配に誘われて、人も集まり、まずはオナガミズナギドリのブリーフィングから。その後は、一斉の大放鳥・・・・とはいきませんでした。穴の中でずっと育った彼らにとっては、海へ行くのはなかなか大きなハードルのようです。海だったり、空だったり、飛ぶことだったりが、怖いのかもしれません。海鳥なのに? そう言いたくなるほどに、ヒョコヒョコ戻ってくるもの多数。海に背を向けて、必死に羽ばたきのデモンストレーションをするもの多数。 「飛べるのわかったから、はよ、海に行きな、と声をかけても」必死に どこかに戻ろうとします。もしも、繁殖地の巣穴に戻れても、もう親鳥はいません(巣立ちの時期、親鳥は先に飛び立ちます)。何も教わらずに、餌とりも、飛び方も自分で覚えていくのです。海と空が彼らの先生です。この先の長い鳥生?を思えば、わずかなひとときです。それぞれ1羽1羽の個性、性格にあわせて、まったりと飛び立ちを待った午後でした。
まだまだ、巣立ち鳥の不時着は続きそうです。引き続き発見と、ご連絡をどうぞよろしくお願いします!

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ダンボール箱の中は、みんなミズナギドリ
巣穴の中の気分なのでしょうか。昼は ひっそりおとなしくています。

父島でも連日連夜、オナガミズナギドリの巣立ち鳥の不時着が続いています。昨晩は13羽超え、今晩あたりも怪しい雲行きです。みなさま、ぜひ見つけてやってくださいませ。1512なお、不時着場所としては、港周りの照明が明るい場所。タイミングとしては雨風の強い悪天候の夜が集中します。幸いに、今シーズンは怪我を負った個体は少なく、ほぼ良く朝以降に放鳥できています。この時期、公共施設や、民宿さんなどでもライトダウンにご協力いただいています。毎年ありがとうございます!! 人が暮らす以上 灯りは必要なものですし、街全体の灯りをコントロールは難しいものの、大きな光も、ひとつひとつの積み重なり。不時着事例も、もとは個別の1例,1例。 台風年に半年かけて育った命が巣立つ時。 なんとか1羽でも多くの島っこ ならぬ 鳥っこ を また戻って来いよ、と大海原へ かえしましょう。