2012年

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電灯そのものに直撃した模様でした。
一番ぶつかりやすいのは、照明が
建物の白い壁をライトアップ
しているケース。激突範囲が
極大化するのです。

残念ながら即死。最近は省電力などの技術開発により、様変わりした「照明」。それはとても素晴らしいことなのだけれども、「地球(資源?)にやさしい」は 必ずしも「生き物にやさしい」かどうかはまだわかりません。省エネでメチャクチャ明るい照明に切り替わることで、小笠原での海鳥の不時着、激突はむしろ深刻化しています。

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MAIKOUさんの野生的な
ヒラメキは素晴らしい

これは見回りだ! と車を出すと、冬の巣立ち時期にも精力的に不時着鳥回収の夜間パトロールに参加してくれたMAIKOUさんから、直感鋭く見つけた!との連絡。雨も降り出す中、セグロミズナギドリの激突現場に急行しました。

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ガスは10〜15mまで降りてきていた。
父島じゅうすっぽり。あらゆるライトが乱反射して、
海からみたら巨大な発光クラゲか、UFOの母船だろう

水温があがりません。GWもずいぶんと冷たい小笠原の海だったようです。それでも少しばかり暖かくなってきたのでしょうか。まるで3月のようなガス陽気となりました。しかも、夜になって猛烈に。あたり一面、トワイライトゾーン(年がばれますナ・・・)。

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三色モナカ? 三色ガーコ(カツオドリ)
夕焼けを飛ぶ美しいシルエット

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この後、無事にお家へ戻れました

ひさびさのレース鳩です。東北地方から鳩舎のある埼玉県を目指すレースで、飛ばされてしまったようです。帰路は船にのり、本土の搬送は日本鳩レース協会さんに運搬されて、無事に飼い主さんのもとへ戻っていきました。

Thanks :小笠原海運株式会社