2021年

立春とともに春の気配。それとともに、
干ばつ、台風の影響で茶色〜黒色(スス病)となっていた山肌に
緑色とアカテツの赤色が、そして黒の中に若草色が見えてきました。
やっと。
それでも花の歳時記はまだ戻らず、父島ではこの一年、
皆さんからのハト目撃情報が非常に少ないままです。

そんな状況下、あかぽっぽの衝突事故が今年すでに3件。
(例年なら年度の変わり目に多発することが多いのですが)
事故は未明や日没前後に多く、父島北部(旭山〜大村)で起きています。

もともと森林性の彼らは山からへ移動する際、
谷筋を勢いよく下ってくる習性がありますので、
薄暗い時間帯の運転、特に山域のカーブはゆっくりと。
くれぐれも急ハンドルでケガをしないようにしてください!

IBO鳥獣レスキュー【父島】
 080-2035-8078(6時〜20時)
人と野生鳥獣間の感染リスクを下げるため、
手を触れずにお電話ください。

ウグイスに続き、トラツグミも春を迎えたのでしょうか。
漁港に近いグラウンド沿いフェンスの海側と山側とで衝突事故がありました。

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そういえば、東平をサンクチュアリにするための柵を作ったとき。
高さ2mほどのシルバー亀甲ネットを親鳥はスイッと飛び越えていき、
あとに続いた幼鳥がどうにも越えられず体当たりしていました。

?同じようなネットでも見えるときと見えないときがある??
林の中では認識できるのに、開けた空間では認識できない。
まさに直進的に飛ぶ鳥たちの盲点(トラップ)かもしれません。

この間隔なら、二重になっていてもこれまで事故は無い。



ちなみに、沖縄本島を横断するマングースフェンスは、
カニたちが通り抜けられるように幅のあるスリット状でした。
(りっぱな個体は挟まってしまってましたが・・・)

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 080-2035-8078(6時〜20時)
人と野生鳥獣への感染リスクを下げるため、
手を触れずにお電話ください。

今朝は漁協にお勤めの釣りプロから、上京中の奥様を中継して連絡。

「冷凍庫前の天井にノスリが何日もいる。飛べないのかなぁ」
現場到着時はドアを開けられないほどの土砂降り!!
しばし待ってから、フォークリフトの職員さんに声をかける。

指さす先にはすっかり落ち着いた小型の猛禽(もうきん)が。
直下にはフンがたくさん、長逗留している気配がありました。

二見湾奥の大きな白い建物は海鳥の不時着多発地点。
父島で唯一オオミズナギドリが見つかったのも、ここ。
空から見ると、とても魅力的なランドマークなのかも?!

漁港周りは漁船の方々のご理解もあってライト光量が下がり、
不時着件数は相関的に減っていることを特記しておきます。

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人と野生鳥獣への感染リスクを下げるため、
手を触れずにお電話ください。

 2021は年明け早々の非常事態宣言。
 これだけ豊かで衛生的な日本で、どうして??

1年前の状況はと、ふりかえってみると・・・
イベントメジロ押しの中で、母島でこんなささやかに
オガサワラカワラヒワ報告会が行われていました。

今回のWSではその半年後、母島属島のカメラにも
ほとんどその姿が写っていないと報告されました。

・・・間に合うだろうか。

母島でまた絶滅種を出すわけにはいかない。
登録十周年に危機遺産になるわけにはいかない。

現在もヤンバルクイナ保全をひっぱる長嶺隆獣医師の言葉。
「世界中に優秀な人はたくさんいる。でも、そのとき
 現場に居合わせた人間にしか結果は出せない。」

IBO鳥獣レスキュー【父島】
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人と野生鳥獣への感染リスクを下げるため、
手を触れずにお電話ください。

2020師走のうちから耳にしていましたが、
先ほど、見事なさえずりを間近で聴きました。
おそらく島で聴いた中で一番の♪ホ〜ホケキョ♪
(下手とか言われてるけど・・・やればできるじゃん!)

さて、
小笠原で野生鳥獣救護に関わって20年あまり、
まだ一度も扱ったことのない鳥がいます。
〜今年の注目はオガサワラカワラヒワ〜

小笠原の気候植生に特化したOrientalgreen Finchに
「Ogasawara」という冠が付く見込みです。
なのに・・・個体群の存続は風前の灯火だという報告が!
そこで急きょPHVAワークショップが行われました。

まずは、その姿を眼に焼き付けてください。
https://ogasawara-kawarahiwa.jimdofree.com

世界自然遺産登録十周年でもある2021年、
オガサワラカワラヒワ復活への1年とできますように。

母島の離礁で再び、彼らの群舞を見られるように!!

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手を触れずにお電話ください。


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