2021年

どちらも生毛の無い綺麗な姿、体重も平均値のため断定できずにいましたが、
日焼けしていない、抱卵斑の跡が無いことなどから今年育った個体と判断。
今年の巣立ちは例年より少し早く始まりました!

第1号 2021/11/12 二見港岸壁〜三角広場間
入港日の日没から1時間後・・・まだ密を避けての買い物タイム。
岸壁近くの路上でバタバタしていた個体を動物看護士さんが見つけました。
車の往来を止めて、マイカーに載せていた箱に確保。ご本人も初めての保護!
〜ご協力いただいた方もありがとうございました。

まさにChristmas tree点灯式が行われる場所でした。
〜〜*今年は12月12日 日曜日の夕方です*〜〜

>翌13日午後、大村海岸から野生復帰。

第2号 2021/11/18 境浦 丸山隧道内

畑&カフェへ向かう親子さんがトンネルのまんなかで見つけ、外へと誘導してくれました。
ダンプに轢かれなくて良かった・・・(作業中でお待たせしてしまい、ごめんなさい)
通りかかって確保用のタオルを貸してくれたベテランさんにも感謝!

お姉ちゃんは去年「ミズナギドリのうた」を作ってくれました。
「ミズナギドリは〜生まれ〜てくると〜、
 おか〜ぁさんがい〜つぅか、い〜つぅか、いな〜くなっちゃうよ〜」
ヒトにとっては、かなりショッキングでしたね・・・。

>翌19日午前、大村海岸から野生復帰。


島の皆さん、空気穴を開けたダンボール箱と大きめのウェスをご用意ください!

  Thanks:Yさん、KちゃんfamilyとCちゃん

IBO鳥獣レスキュー【父島】 080-2035-8078(6時〜20時)
電話で場所、状況(生きてるor死んでる)とお名前を!
その後は離れていただいて大丈夫です。もし路上や雨天時の場合は、
安全な場所(路肩や木陰など)に移してやってください。

【島在住の方へお願い】 
国内で高病原性鳥インフルエンザが発生しています(国内で人への感染例はありません)。
カモ・ツル・ハクチョウ類など、島で繁殖していない水鳥が弱っていたら、さわらずに
環境省事務所(04998-2-7174  世界遺産センター内)へお知らせください。
繁殖種への感染リスクを減らすため、お手数ですが宜しくお願いします。

Picture

耳毛が目立つ?!お腹にはうっすらと赤土が。

オナガミズナギドリ巣立ち2021

昨夜は満月の皆既月食でしたが、
島はまた強風雨に見舞われました。
 明日は来るかも・・・
案の定、出勤途中でミズナギドリ不時着の電話。

湾口からまっすぐ奥へ進むと「奥村」。
中でもいちばん製氷海岸に近い船員宿舎では、
よく海鳥が外階段やベランダに不時着します。
前に住んでいた方も連絡をくれた建物でした。

まだ興奮気味の個体を確保し、
代わりにちょっと早いChristmasメッセージ。

これが今月に入って3羽目の保護個体です。
日焼けも尾羽の擦れもなく綺麗、でも先の2例も生毛の残りがまったく無い。
繁殖に参加する前の若い成鳥かとも考えましたが、踵にタコがあること、
明確な抱卵斑跡が無いこと等から、今季の巣立ち個体と判断しました。

例年に比べるとやや早く、今年も始まりました!
島の皆さん、空気穴を開けたダンボール箱と大きめのウェスをご用意ください!

  Thanks:漁師のFさん初め、代々お住まいの皆さん

IBO鳥獣レスキュー【父島】 080-2035-8078(6時〜20時)
電話で場所、状況(生きてるor死んでる)とお名前を!
その後は離れていただいて大丈夫です。もし路上や雨天時の場合は、
安全な場所(路肩や木陰など)に移してやってください。

【島在住の方へお願い】 
国内で高病原性鳥インフルエンザが発生しています。
カモ・ツル・ハクチョウ類など、島で繁殖していない水鳥が弱っていたら、
環境省事務所(04998-2-7174  世界遺産センター内)へお知らせください。
繁殖種への感染リスクを減らすため、お手数ですが宜しくお願いします。

Picture

翌朝できていた亀裂(清瀬川沿いの駐車場)

ちょうど11月7日から8日に変わろうとした頃、
窓の外でフラッシュが光ったように見えました。
季節の変わり目を告げる海雷かと眺めていると・・・

0:12
電信山方向から樹木園の林の中へ、黒い座布団のような物がひらり。

その後も数秒〜10間隔の明滅が2時前まで続きました。
(おそらく、ほぼ切れ目なく)
よく真横に光線が走ったりするのですが、
方角のせいか縦にも横にも稲妻が見られない。
その後には猛烈な雨。

雷多発地帯で育った人間にとっても初めてのパターン。
 いったい彼らは・・・

黒い影は、林へ逃げ込むノスリかオオコウモリだったのかもしれません。
幸い翌朝の急患発生はありませんでした。

 Special Thanks:道路、電線、遊歩道ほか復旧作業に関わる皆さま

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電話で場所、状況(生きてるor死んでる)とお名前を!
その後は離れていただいて大丈夫です。もし路上や雨天時の場合は、
安全な場所(路肩や木陰など)に移してやってください。

【島在住の方へお願い】 
国内で高病原性鳥インフルエンザが発生しています。
カモ・ツル・ハクチョウ類など、島で繁殖していない水鳥が弱っていたら、
環境省事務所(04998-2-7174  世界遺産センター内)へお知らせください。
繁殖種への感染リスクを減らすため、お手数ですが宜しくお願いします。

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このパターン、この形での確保は・・・2例目です!

続く11月2日
グラウンドの照明が消えてそろそろ1時間、
鳥の声も無かったし、今日は無事。
と、思ったところへレスキューダイヤル。
以前にもお世話になった方から。

「交差点の真ん中に動かない鳥がいて、
 レジ袋に入れたので来てください〜」
待ってますと言われては・・・
箱を持って駆けつけると、確かに。
自転車での帰り道に、わざわざ引き返してくれたのでした。

南硫黄島と父島群島のごく一部でしかコロニーが
見つかっていないシロハラミズナギドリ。
しかも、この時期の不時着は例年よりだいぶ早い。

幸い外傷はなかったものの体温低く、しばし静養したあと兄島瀬戸へと帰っていきました。
お腹には抱卵斑ができ始めていて、相方が心配して待っているはずです。
今頃はもう無事に巣に帰ったろうか。

 Thanks:S建設のKさん

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電話で場所、状況(生きてるor死んでる)とお名前を!
その後は離れていただいて大丈夫です。もし路上や雨天時の場合は、
安全な場所(路肩や木陰など)に移してやってください。

【島在住の方へお願い】 
鳥インフルエンザに注意が必要な季節になりました。
カモ・ツル・ハクチョウ類など、島で繁殖していない水鳥が弱っていたら、
環境省事務所(04998-2-7174  世界遺産センター内)へお知らせください。
家禽や繁殖分布種への感染リスクを減らすため、お手数ですが宜しくお願いします。

父島の11月1,2,3日は、例年なら奉納相撲や神輿巡幸で賑わう大神山神社例大祭。
今年は静かに、しかし陸も海も例年並みに季節が変わりました。

今朝は宿の方が密を避けて入港翌日に買い物に出る直前、鳥を見つけてくれました。
そういえば以前にも同じような場所で不時着がありました。
海沿い、通りから少し入った建物の入口。

by TOMONO

まさに「頭隠して尻隠さず」
地面に穴を掘って子育てする、彼ららしい習性です。

体は褐色が強く尾羽もすり切れており、この夏の育雛を終えた親鳥たちが飛び立つようです。
残された若鳥たちが巣立ったら、小笠原はクリスマス。

 Thanks:扇浦ホテルB支配人のTさん&staffの方

IBO鳥獣レスキュー【父島】 080-2035-8078(6時〜20時)
電話で場所、状況(生きてるor死んでる)とお名前を!
その後は離れていただいて大丈夫です。もし路上や雨天時の場合は、
安全な場所(路肩や木陰など)に移してやってください。

【島在住の方へお願い】 鳥インフルエンザの季節になりました。
カモ・ツル・ハクチョウ類など、島で繁殖していない水鳥が弱っていたら、
環境省事務所(04998-2-7174  世界遺産センター内)へお知らせください。
繁殖種への感染リスクを減らすため、お手数ですが宜しくお願いします。