最新情報

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5月、母島南崎で営巣が確認されたカツオドリですが、昨日の調査でヒナの誕生が確認されました。2014年以来2年ぶりのヒナ誕生となります。これから台風シーズンを迎えますが、無事に巣立ちを迎えてほしいと願っています。

 

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― 小笠原ネコを引き受けていただいた里親さんから、新しい生活の様子が届きましたのでご紹介します ―

島ネコNo.605【ココちゃん】(父島時雨山出身)

菜々が我が家へ来て4ヶ月、体重は2.7kgに。ジャジャ馬だけど姉 (4才保護猫ナッツ)と仲良くケンカばかりー。ココと改名し、ココ・ナッツと呼んでいます。狭いマンションの部屋での生活ですが、出来るだけ長生きしてくれたらと思っています。

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先月16日母島で150gの子ネコ2匹が保護され、ねこまちにやってきました。ヨタヨタ歩きで生後2週間程度、まだミルクが必要な時期でした。たまたま6日前に捕獲されたネコの乳房がまだ張っていたので、2匹の子ネコを預けてみることにしました。ケージに入れてみると、戸惑うこともなくすぐからグルーミングを始め、間もなく子ネコたちはおっぱいをくわえました。1匹は人工哺乳のサポートが必要でしたが、乳母ネコの愛情をいっぱい受けて2匹とも順調に育ち、今日の船で里親さんの待つ東京へ向かいました。

乳母ネコの切り替えの早さや狭いケージの中で気遣いながら育てていく姿に、ただただ感激しました。まれにセンサーカメラに5-6匹の子ネコを連れた母ネコの姿が写りますが、山の中でも同じように子育てしているんだなぁ…と、その逞しさに単純に感心してしまいます。

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― 小笠原ネコを引き受けていただいた里親さんから、新しい生活の様子が届きましたのでご紹介します ―

島ネコNo.548(母島西台出身)【トラオくん】

我が家に来た時は四ヶ月くらいの時でした。初めて会った時から人懐こく、トイレも完璧で家のどこでもすぐにくつろぐようになりましたが先住猫ちゃんがどうしても受け入れてくれませんでした。甘えたいトラオは嬉しそうに飛びつくのですが先住猫ちゃんはシャーシャー怒り近づかせません。何度も一緒に暮らすのは無理かもしれない…と思ったこともありましたが、トラオが一歳を過ぎた頃から少し落ち着き始め、今では適度な距離をとりながら共存できるようになりました。二人いる息子とはとても仲が良くいい弟ができたようです。よく食べ、よく遊び、甘えん坊なトラオは今では大切な家族です。大変な九ヶ月でしたが出会えてよかったと思います。ありがとうございました。

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小笠原ネコを家族に迎えて間もなく5年になるという里親さんが来島、ねこまちを訪ねてくれました。飼いネコ【豆助くん】(島ネコNo.281;父島時雨山出身)の故郷に是非行ってみたいと昨年旅行を計画したものの台風でやむなく中止、2年越しの来島となったそうです。搬送先の動物病院へ送ったねこまちでの経過サマリーを持参していて、「おがさわら丸のペットルームも気になって見学してきました」と話してくれました。ねこまちには豆助くんを描いた絵をいただき、早速飼養室に飾りました。これまでにたくさんのネコを東京に送り出してきましたが、里親さんに直接お会いできる機会はほとんどありません。こうして島でお会いすることが出来てとても嬉しかったです。