あかぽっぽ集落に出現中

今年も6月中旬から集落周辺にアカガシラカラスバト(通称;あかぽっぽ)が出現しています。かつて「森の中に暮らす幻の鳥」と呼ばれていたあかぽっぽですが、継続した保全活動の成果として生息数が少しずつ回復。2012年頃より夏季になると餌を求めて集落周辺に姿を見せるようになり、島で暮らす人々にとっても身近な鳥となりました。同時に人の生活圏とあかぽっぽの生息地が重なるようになると交通事故やガラス窓への衝突といった事故も起こるようになりました。今年もすでに数件の事故が起こっています。
島に暮らすみなさま、この時期は特に早朝、海岸近くのカーブや下り坂はゆっくりと思いやり運転をお願いします。また木々の映るガラス窓はカーテンやブラインドで覆うか、バードセイバーを貼ってください。警戒心の薄いハトはネコの存在も気にかけません。ネコは本能的に動くものに反応しますので、逃げ出さないようにご注意ください。ご協力よろしくお願いします。